2022.04.16

スタイリングを提案するファッションEC「DROBE」、会員数は10万人超に 昨年12月には月商1億円を突破

山敷守CEO

DROBEでは、ECサイトを通じて、レディースファッションアパレルのパーソナルスタイリングサービス「DROBE」を提供している。顧客の好み・体型・予算に応じてスタイリングを行い、商品を定期的に配送する。2020年の正式リリースから利用者は増え続けており、現在の会員は10万人。2021年12月度の月商が1億円を突破したという。

「当社のサービスでは、パーソナルな提案を行うことを通して、お客さまに『その人にあった』『自信をもって着こなせる』体験を提供したいと考えている。ファッションに関して、『第三者からの意見が欲しい』という需要は大きい」(山敷守CEO)と話す。

同社が提供するパーソナライズスタイリングサービス「セレクトBOX」では、スタイリストが選んだ「商品5点」と、着こなしのポイントなどを記載した「スタイリングカルテ」がセットで届く。トップスやボトムスだけでなく、バッグやシューズなども組み合わせたトータルコーディネートを提案するという。


▲「セレクトBOX」商品5点とスタイリングカルテが届く

初回のスタイリング料金は無料で、2回目以降は税込3,190円で利用できる。

追加料金税込980円で「商品数を8点に変更」するオプションプランも用意している。

国内有名ブランドを中心に200ブランド以上、約15万SKUのファッションアパレルアイテムの中から選定した商品を提案するのだという。

「スタイリングの幅が広がるため、豊富な商品ラインアップを確保することを重視している」(山敷守CEO)と話す。「『プロのスタイリスト』と『スタイリングAI』が、お客さまの嗜好や体型、予算に応じてスタイリングを行う」としている。


▲スタイリングの一例

「セレクトBOX」の利用は、LINEを通して行う。ユーザーは、①LINEで「友だち」登録し、プロフィールを入力 ②申し込み完了後、LINEで送られてくる配送候補の商品について、「送ってほしい」「いらない」などと回答 ③要望を踏まえ、スタイリストが選定した商品が自宅に届く ④気に入った商品を購入し、買わない商品は返送――といった流れでサービスを利用する。

プロフィールの入力は、質問に対して「好みのスタイル」「体型」「予算」など、嗜好を詳しく回答する形で行う。回答を基に、スタイリングを提案するという。

商品の感想を送ると、回数を重ねるごとに、より自分好みの「似合う商品」が届くようになるそうだ。着こなしに悩んだら、LINEでスタイリストに相談することもできるという。

サイトでは、AIがレコメンドした商品を、1点から購入することも可能だ。

同社の設立は2019年4月。パーソナルスタイリングサービスのβ版を、同年リリース。2020年3月に正式リリースした。利用者が好調に増え続けており、会員数は10万人を突破したという。


「DROBE」
https://drobe.jp/




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