2022.04.12

アスクル、再生可能エネルギー使用率63%達成 物流センターで新たに導入

アスクルは4月12日、グループ全体における電力使用量の再生可能エネルギー使用率が63%に達したと発表した。新たに物流センター「DCMセンター」に再生可能エネルギーを導入したことで使用率が拡大した。

脱炭素社会の実現に向けた取組みとして、2016年に「2030年CO2ゼロチャレンジ」を掲げ、2017年には事業運営に必要な電力を100%再生可能エネルギーで調達することを目標に掲げる「RE100」に加盟した。2018年から再生可能エネルギーの導入を着実に推進してきた。

アスクルは「RE100」の中間目標として、2025年までに本社や物流センターでの再生可能エネルギー利用率を100%にすることを目指している。ゴールとしては2030年までに子会社を含めたグループ全体での再生可能エネルギー利用率を100%にすると宣言している。今回、「DCMセンター」への導入により、「RE100」に取組み始めた2017年から約5年で、本社・物流センター・子会社を含めたグループ全体の電力の約6割が再生可能エネルギーに切り替わった。


【アスクルの再生可能エネルギー導入の取組み】
2018年5月1日 : 「大阪DMC」(大阪市此花区北港緑地2-1-66)
2018年6月1日 : 「仙台DMC」(宮城県仙台市宮城野区仙台港北2-5-2)
2018年6月1日 : 「名古屋センター」(愛知県東海市浅山2-47)
2018年7月1日 : 「ASKUL Logi PARK 福岡」(福岡県福岡市東区みなと香椎2-2-1)
2020年7月1日 : 「ASKUL Logi PARK 横浜」(神奈川県横浜市鶴見区生麦2-4-6)
2020年8月8日 : 「新木場物流センター」(東京都江東区新木場2-6-8)
2021年7月1日 : 「ASKUL Value Center関西」(大阪府吹田市岸部南3-34-1)
2021年12月1日 :   「ASKUL Value Center関西」(大阪府吹田市岸部南3-34-1)
2022年4月1日 : 「DCMセンター」(東京都江東区青海4-1-16)


「DCMセンター」には、環境価値のある電力調達を実現するため、トラッキング付非化石証書を活用した再生可能エネルギーを採用した。アスクルはこれからも、積極的に再生可能エネルギーの導入を進める。

アスクルは今後も「エシカルeコマース」を目指し、サプライチェーン全体におけるCO2削減に向けた取組みを通じて、サステナブルな社会の実現に向けて取り組む考えだ。



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