2022.04.08

【<インタビュー>かっこ 小野瀬まい氏】不正注文検知サービス「不正チェッカー」でブランド守る対策を提案

かっこ O-PLUX事業部 小野瀬まい事業部長


──ECサイトの不正事例はどのようなものがあるのか?

健康食品の定期購入サービスの企業では、ユーザーから品質に関するクレームがあった。購入元を調べたところ、本来は自社サイトでしか販売していない商品が、身元を偽って大手ECモールで定価より安い価格で販売されていることが分かった。その後、ECサイトに「転売を目的とした購入はお断りします」という警告文を掲載した。

その後、自社で不正注文を目視で調べていたが、増加する注文件数に対応することが難しくなり、当社のサービスを導入することで解決した。不正注文は気づかないうちに行われていたりするので、自前で対策は難しい。

──「不正チェッカー」について聞きたい。

「不正チェッカー」は、EC事業者向け不正注文検知サービス「O-PLUX」の機能を一部絞り込み、業界最安値で利用できるようにした。アパレル、コスメ、健康食品など低単価商材で、クレジットカード不正や転売対策の必要性を感じているものの、事業規模が大きくないEC事業者に提案している。また、現状では大きな被害は発生していないものの、今後の被害拡大への備えを必要としている事業者にも提案している。トライアル感覚で使えるようにした。

【不正チェッカーと他社のサービスの比較】


「API・CSV・JavaScript埋め込み」といった豊富な連携のパターンがあり、開発コストをかけずに最短で2週間で導入が可能にした。さらに、あらかじめAPIの連携がされているパートナー企業のECシステムを利用していれば、開発費を抑えながら不正検知と出荷制御の自動化ができる。

先ほど話した目視で不正注文に対応している企業などは、当社のサービスを活用することで生産性を向上させ、本来の売り上げアップに貢献できるような業務に力を注いでほしい。



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