2022.04.01

「Oisix」「アカチャンホンポ」の協業第1弾スタート 子育てファミリーの食の悩みの解決をサポート

食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地と、マタニティ・ベビー・キッズ用品の専門店「アカチャンホンポ」を展開する赤ちゃん本舗は3月31日、「アカチャンホンポ」の顧客に向けて、「Oisix」のサービスを提供する「Oisix with アカチャンホンポ」を開始した。子どもの月齢に合わせた食品を提案する。今後は両社の知見を活かし、商品やサービスの共同開発も予定している。

オイシックス・ラ・大地は、「これからの食卓、これからの畑」を企業理念とし、サブスクリプション宅配事業をメインに食にまつわる社会課題をビジネスの手法を用いて解決することを目指している。食品宅配サービスの「Oisix」は、34万5409人(2021年12月末時点)に利用されており、ミールキット商品「Kit Oisix」を中心に、育児に忙しい世帯や共働き世帯に好評を得ている。

一方、赤ちゃん本舗は「スマイルな育児を。アカチャンホンポ」をコーポレートメッセージに掲げ、妊娠・出産・子育てにまつわる商品・情報・サービスなどを提供。「赤ちゃんのいる暮らし」を知りつくし、そこから見える社会課題の解決を通じて、安心して子どもを産み育てられる社会の実現を目指しており、全国に約120店舗の「アカチャンホンポ」を展開(2022年3月末時点)している。



両社は2021年の11月より、双方のアセットを活用したサービス展開を前提とした協業の検討を開始しており、このほど協業の第1弾となる「Oisix with アカチャンホンポ」をスタートした。



「Oisix with アカチャンホンポ」は、「赤ちゃんやお子さんのいる暮らしが笑顔であふれるように、食に関するお悩みを解決する」ことを目指し、「アカチャンホンポ」の顧客に向けて、「Oisix」のサービスを提供。入会時に出産予定日/子どもの誕生日を登録すると、妊娠期からはじまり、子どもの幼児食期まで、7つの期ごとに、各期に適した「Oisix」の食材を提案する。


▲月齢にあわせた食材を提案

それに伴い、全国に約120店舗あるアカチャンホンポ店頭にて、「Oisix with アカチャンホンポ」を紹介するイベントを定期的に実施。1年後には約60店舗まで、イベント実施店舗を拡大予定としている加えて、アカチャンホンポ公式アプリの利用者等にも、サービス紹介を実施する。

今後は両社の知見を活かした商品やサービスの共同開発も行うとし、子育てファミリー向けに離乳食やおやつ、ミールキットなどのオリジナル商品の共同開発・販売。「Oisix with アカチャンホンポ」サービスでの買い物提案に加え、「アカチャンホンポ」のオリジナル商品提案等を行い、子育てファミリーの食と暮らしを総合的にサポートする子育てファミリーに特化したサービスなどの取り組みを予定している。

両社は、顧客の親和性があることに加え、強みとする商品カテゴリ、販売チャネルの違いを活かし、事業シナジーを生み、5年後の年間売上約100億円を目指すとしている。





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