2022.03.27

果物の通販サイト「アオキフルーツオンライン」、フルーツマイスターが果物を厳選 アマゾンで1位も獲得

ECサイト運営メンバー

果物の販売を行う青木商店は2018年8月に、ECサイト「アオキフルーツオンライン」を開設した。果物はスーパーなどで直接購入する人が多く、サイト開設から1年以上たっても、認知が広がらなかった。販売チャネルを増やすため、2020年4月にアマゾンに出店。アマゾンではギフトに力を入れたところ、同じ年の8月には、果物セットの売れ筋ランキングで1位を獲得し、瞬く間に知名度がアップした。

贈呈品として購入する人がほとんどで、お中元やお歳暮、母の日などに注文が多く寄せられる。「梱包から発送まで自社で行っている。箱を開けた瞬間から、見た目や香りで感動を与えたい。包み方やリボンにもこだわりがあり、ラッピング専門の職人がいる」(担当者)と話す。

人気のフルーツギフトには、同社のフルーツマイスターが厳選した果物が入る。季節ごとに旬の果物を選んでいるという。

フルーツマイスターは、現地の農家に赴き、仕入れを行う。果物について、豊富な知識と経験を持つ人に与えられる社内資格の称号だ。後継者育成のため、昨年より、資格試験も実施している。ブロンズ、シルバー、ゴールドと3階級あり、ゴールドまで上り詰めた人だけが、マイスター資格に挑戦できるシステム。現在、社員約2500人の内、マイスターは4人と狭き門となっている。 

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