2022.03.24

souco、保管コストを14%減 保管数に応じて外部倉庫に

倉庫の短期間レンタルなど、物流マッチング事業を展開するsoucoは、箱単位で利用可能な保管サービスを提供している。同サービスを活用することにより、保管コストの削減に成功する企業が増えているという。在庫を一時的に保管することにより、一般的なフルフィルメントサービスよりも、トータルコストを約14%削減できるとしている。
 
「長期間フルフィルメンセンターで保管すると、費用がかさむ。仕入れた商品を一旦外部倉庫に保管。そこから必要な量だけをフルフィルメントセンターに移動するようにすれば、コストが約14%削減できることが分かった」(中原久根人社長)と話す。

 同社では、デバンニング(コンテナからの貨物の取り出し)作業ができる倉庫との提携もしている。そのため、輸入品にも対応できるという。「量も問わず、期間も日割りで計算できる。少額から試せて、リスクが少ない点も好評だ」(同)と話す。「メリットの大きい、家具や大型の家電を販売する企業からの問い合わせが増えている。手間もリスクも少ないので、ぜひ一度試算してみてほしい」(同)と話している。



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