2022.03.18

【ECマスターに聞く!】『LeTAO』二口氏「LINEギフトの売上が1年で8倍、楽天に次ぐチャネルに成長」

ケイシイシイ ダイレクトマーケティング部 二口崇史氏に聞いた


売上が「楽天市場」超える月も


――「LINEギフト」の売り上げは、どのくらい伸びているのか?

2021年12月の「LINEギフト」での売上高は、前年同月比約8倍に拡大している。

当社の販売チャネルとしては自社ECサイトの売り上げが最も大きい。ECモールでは「楽天市場」の売り上げが最も大きいが、「LINEギフト」はその次くらいの規模になっている。月によっては「楽天市場」の売り上げを超える規模になっている。出店から1年半も経たないのに、ここまでの規模になっていることに当社も驚いている。

――「LINEギフト」が拡大する中で競合も増えたと思うが、差別化策は?

「LINEギフト」のユーザーの大半が女性ということもあり、スイーツの需要は大きい。スイーツを取り扱う店舗の出店は増えている。もちろん競合ではあるが、店舗が増えることで新たに「LINEギフト」に来るお客さまも増えている。競合店舗も「LINEギフト」の市場を盛り上げていく仲間と思いつつ、スイーツジャンルの1位は取っていきたい。

他にも「LINEギフト」限定商品を販売している。最近、「ドゥーブルフロマージュ」に小さなフラワーブーケを添えたセットを発売した。誕生日プレゼントや内祝いなどで使えるセットをオリジナルギフトとして展開している。

今後はお客さまからギフトとして選ばれるギフトイメージを持った商品の取り扱いを増やしていきたい。

――「LINEギフト」での取り扱いアイテムは、どのように拡大しているのか?

出店当初は3アイテムのみの取り扱いだったが、そこからクリスマスケーキを増やしたり、アイスクリームや焼き菓子を追加したりした。シーズンによって変動するが、今では月間100アイテムくらいをそろえている。


▲看板商品の「ドゥーブルフロマージュ」を中心に品ぞろえを拡大

本店である自社ECサイトと比べると、「LINEギフト」のアイテム数はまだ半分以下だ。本店では、さまざまなセット商品を取り扱っていたり、デリカテッセンやパンなどお食事系のアイテムもある。「LINEギフト」はギフト商品が中心になると思うが、デリカテッセンやパンなども展開する余地はあると思う。スイーツジャンル以外にも露出できれば、より多くのお客さまにご利用いただけると考えている。

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