2022.02.28

ビューティガレージ、美容サロン向けのネットショップ構築サービス「Salon.EC」をスタート

プロ向け美容商材通販大手のビューティガレージは2月22日、美容サロン向けのネットショップ構築サービス「Salon.EC(サロンドットイーシー)」の提供を開始した。すでに1000件を越える事前申し込みがあり、2022年度末までに登録サロン数3500件、登録ユーザー数7万人を目指す。

このほど提供を開始した「Salon.EC」は、美容室やエステサロンなどの美容サロンが、サロン専売品などを販売する「サロン公式ネットショップ」を構築するためのSaaS型サービス。初期費用、月額費用、決済手数料、販売手数料は無料。ビューティガレージの取り扱い商品は同社が発送するシステムのため、発送の手間や配送料がかからず、在庫リスクもゼロでスタートできるという特徴を備える。なお、サロンオリジナル商品やアパレル商品、他者から仕入れた商品などは、サロン在庫品として販売することができる(サロン在庫品の販売には販売代金の6%の取扱手数料が必要)。

1つのネットショップで、インターネット経由で来訪した一般のユーザーと、サロンに来店したことの認証を受けた会員の双方に対応でき、販売する商品群を分けることや、価格設定を変更することができる。商品ごとに販売サイトを変えるなどの管理の手間もなくなり、売りたい人に売りたい商品を販売することが可能だ。構築するサイトは、豊富なデザインテンプレートからサロンの雰囲気に合わせたデザイン設定が可能。公式ネットショップにふさわしい独自屋号も利用できる。誰でも直感的に使いやすい管理画面により、ECサイト運営の負担を軽減する。

登録会員ごとの担当者管理と自由な料率設定でスタッフごとのインセンティブを管理する機能も備え、販売に貢献したスタッフを正当に評価できるほか、ビューティガレージの物流センターでのサロン在庫の預かり・出荷サービス(有償)、解説・販売開始までのサポートや集客など、充実したアフターフォロー(有償)も提供する。

2021年12月9日に開始した事前申込では、サービス提供開始前にもかかわらず既に1000件以上の美容サロンからの申し込みがあり、「Salon.EC」が持つ、唯一無二のユニークな機能に対し、驚きと期待の声が多数寄せられているという。

ビューティガレージは、2022年度末までに、登録サロン事業者数3500件、各サロンのネットショップの会員登録ユーザー数7万人を目指すとしている。同社が長年BtoBのECサイト運営で培ってきた改善・進化の知見を当事業(BtoBtoC)にも活用することはもちろん、デジタルマーケティングのノウハウをサロン側にも共有し、サロンのDXが本格化する時代に向け、今後も美容サロンの繁盛を支援していく考えを示した。



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