2020.04.12

イーコマース事業協会、新理事長に岡村篤氏 方針テーマは「リスペクト&チャレンジ」

一般社団法人イーコマース事業協会(EBS)は4月11日、通常総会において9代目理事長にアウトワールドの岡村篤代表が就任したと発表した。前理事長の吉村正裕氏は会長に就任した。

岡村理事長は、活動方針のテーマとして「リスペクト&チャレンジ」を掲げている。所信表明のあいさつにおいて以下のように述べている。


イーコマース事業協会は2002年、「西日本名店街」という任意団体から始まり、諸先輩方の類まれな努力と研鑽によって18年という歴史を刻んでまいりました。その歴史は決して平坦なものではありませんでした。様々な困難を迎えては変革を起こし、その結果、現在会員は210社を超え、定例会は175回を数えます。9代目理事長として諸先輩方へ深く感謝を申し上げると共に、その責任を自覚し、新たな目標に向かって邁進していく所存です。ご承知の通り、イーコマース事業協会は塾や異業種交流会の類ではありません。理念に共感したショップ会員、サポート会員が等しく参集し、自らをもって行動を起こし、自社の発展に寄与する場造りを、相互扶助の精神の元に運営されております。受動的に待機しているだけでは、この時代の荒波を乗り切るための成長を得る事は困難です。常に感謝と挑戦の心をもって取り組んでいかねばなりません。


所信表明では新型コロナウイルスの立ち向かう覚悟や新技術に取り組む必要性についても言及している。さらにEBSの組織を進化させ、団体の認知拡大にも取り組む考えも述べている。

理事長 所信表明

EBSでは、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、会員の健康・安全を第一に考え、今年2月から定例会・勉強会・役員会などを自粛していたが、今後も6月末までは定例会・勉強会・情報交換会の開催を中止することを決めた。ただ、会員限定で動画によるセミナーを可能な限り実施することを検討している。

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