2020.04.11

大分でも「ふっこう復袋」、「楽天市場」で広がる「コロナアクション」

大分県公式のネットショップ「おんせん県おおいたオンラインショップ」はこのほど、大分の名産品を詰め合わせた「復袋」の販売を開始した。新型コロナウイルスの影響で観光客が激減し、窮地に陥った地元の生産者や飲食店を支援する取り組みだ。山ト小笠原商店が企画・販売した「ふっこう復袋」が、「楽天市場」内で新型コロナウイルスに立ち向かう「コロナアクション」として広がりを見せている。

大分県と楽天は2015年8月に包括連携協定を締結し、2018年3月に大分県公式の「おんせん県おおいたオンラインショップ」を「楽天市場」に開設した。ショップは大分県から委託を受けた大木化粧品が運営している。

大木化粧品の小坂越司社長と山ト小笠原商店の小笠原航社長は「楽天市場」の仲間。小笠原社長が3月26日、北海道物産展の中止で行き場を失った商品を詰め合わせた「ふっこう復袋」を発売すると、9日間で5000件を超える注文を集めた。この取り組みに賛同した小坂社長は、小笠原社長の知恵を借り、「おんせん県おおいたオンラインショップ」でも「復袋」を企画した。

「おんせん県おおいたオンラインショップ」の「復袋」は、「はちみつかぼすフィナンシェ」や「かぼす最中」などの菓子類、「ゆふいん生そば」や「別府冷麺」などの麺類を始めとした種類別の詰め合わせを用意。大分県が誇るブランド魚「関あじ」や大分の代表的グルメ「とり天」などをお得に買える「復袋」もある。2000〜1万円の価格帯でバラエティーに富んだ「復袋」を選ぶことができる。



「楽天市場」の店舗同士のつながりが、新型コロナウイルスに対応するための「コロナアクション」の活性化につながっている。今後も「ふっこう復袋」の取り組みは、他の店舗や地域にも広がりそうだ。


「おんせん県おおいたオンラインショップ」の「復袋」

山ト小笠原商店の「ふっこう復袋」

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