2022.02.18

SBペイメントサービス、不正検知サービス「Forter」の取扱開始 不正判定の完全自動化により運用負荷を軽減

SBペイメントサービスはこのほど、Forter Pte Ltdと提携し、オンライン決済サービスにおいて、Forter Pte Ltdが提供する不正検知サービス「Forter(フォーター)」の取り扱いを2月16日に開始した。SBペイメントサービスのオンライン決済サービスを利用する事業者は、「Forter」を採用することで、チャージバックなどの不正損失を減らすと同時に、正規ユーザーへの誤判定・摩擦を減らすことで売り上げ向上が期待できる。また、判定の完全自動化により、目視確認などの運用負荷軽減を支援する。

SBペイメントサービスは、決済代行会社として事業者向けにオンラインショップで利用できる35種類以上のブランドの決済手段を提供している。このほどForter Pte Ltdと提携し、不正検知サービス「Forter」の取り扱いを開始した。

「Forter」はオンラインビジネスにおけるクレジットカード不正、アカウント乗っ取りやプロモーション悪用などの不正を検知するSaaSソリューション。独自のグローバルアイデンティティグラフと行動データを活用した機械学習モデルにより、正規ユーザーと不正者を高精度で判定。従来のルール(条件)ベースによる不正検知に比べ、判定精度は大きく高まり、正規ユーザーと不正者に対する誤検知を改善できる。



取引判定は、原則OK/NGをリアルタイムで返し、疑わしい取引の目視確認が不要になることで、目検工数や属人化といった運用コストを削減できる。また、ルール更新などの運用も不要になる。モデルを事業者ごとにカスタマイズし、事業者の業態や個別ニーズに則したモデルを構築。個別カスタマイズにより判定精度を高め、事業者の個別ニーズを反映することで、決済時の不正検知に加え、アカウント乗っ取りや転売屋対策に対しても判定提供を行う。

今回の提携を記念し、SBペイメントサービスとForter Pte Ltdは3月17日に、EC事業者に向けたオンラインセミナー「決済のお悩みから不正利用対策まで解決!ECサイトの売り上げ向上セミナー」を開催。視聴の事前登録を専用のWebページにて受け付けている。

SBペイメントサービスとForter Pte Ltdは、今後も事業者のニーズに応える利便性の高いサービスを提供していくとしている。



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