2022.02.17

エクスプライス、ホームセンター大手「DCM」の傘下に 5つのシナジー効果を期待

家電ECのエクスプライスは2月10日、ホームセンター大手のDCMホールディングス(DCMHD)と資本業務提携を行ったと発表した。全株式の取得を受けDCMHDの完全子会社となる。全国に実店舗を構えるDCMグループ内で連携を進め、事業成長の加速を図っていく。

投資ファンドのサンライズ・キャピタルが保有していたエクスプライスの全株式50万4000株をDCMHDが取得する。取得価額は非公開。株式譲渡は3月24日を予定している。
 
エクスプライスは提携によるシナジーとして、①リアル店舗の活用や相互送客 ②非家電領域の品ぞろえ拡充 ③物流の効率化 ④信用力向上 ⑤資金力の強化――などを挙げる。子会社化後もエクスプライスの組織体制に変更はなく、家電の仕入れや販売は独立して行う。
 
DCMグループは全国に800超の実店舗を展開するホームセンター大手。エクスプライスのECノウハウを活用し、グループのデジタル化を推進していく。



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