2022.02.21

進化するUGC!ユーザー目線で伝える新たな商品価値【ビジュアルコマースの時代<第2回>】


ファンマーケティングや社会貢献にも活用


UGCを活用したファンマーケティングや社会貢献活動の取り組みも増えている。

トヨタ自動車はトヨタユーザーのインスタ投稿を活用したUGCコンテンツ「みんなのトヨタグラム」を展開している。このコンテンツではユーザーの思いが詰まった多様な切り口での自動車のコンテンツが集積することで、トヨタ車の購入を検討しているユーザーの参考になるだけでなく、すでに購入している愛用者のロイヤリティを醸成する効果もあるようだ。


▲トヨタユーザーのインスタ投稿を活用したUGCコンテンツ「みんなのトヨタグラム」

俳優であり、昆虫好きとしても知られる香川照之さんがプロデュースする子ども服のブランド「インセクトコレクション」は、社会貢献型のアンバサダープログラムを提供している。商品購入に応じて64(むし)円を自然保護団体に寄付できるだけでなく、SNS投稿でさらに寄付を積み重ねることができるようにしている。意識の高いユーザーを集め、商品購入以外の魅力を提供するとともに、参加者にはSNSの投稿方法なども教えることで、効果的な投稿が増える仕組みを作っている。


▲「インセクトコレクション」は社会貢献型のアンバサダープログラムを提供

ユーザーにとってSNSが身近な存在になり、ライフスタイルだけでなく、社会的なメッセージを発信する場になっている。投稿の多様性がさらに進む中、UGCの可能性も広がり続けるだろう。


【到来!ビジュアルコマースの時代】
第1回「ここまで来た!ECのビジュアル活用」
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第3回「大流行のスタッフコンテンツに変化の兆し?!」
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<取材協力>

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