「Shopify」ストアの売上向上支援を行うハックルベリーは2月9日、住所を知らない相手でも、受け取りURLをDMで送るだけで贈り物を届けられるShopifyアプリ「SNSギフト」をリリースした。ネットショップにおけるギフト利用の促進を支援する。
このほどリリースした「SNSギフト」は、「LINE」や「Twitter」「Instagram」のDMで「ギフト受け取り用」のURLを送るだけで、簡単にギフトを贈ることができるShopifyアプリ。導入ECサイトは、熨斗（のし）や表書き、ラッピング、ギフトカード、手提げ袋などの対応設定を行うことができる。日本製のサービスのため、管理画面はすべて日本語をサポートしている。
利用者は、商品をカートに入れギフト送付を有効にし、サンクスページからSNSを起動してギフトを贈る相手にメッセージを配信する。メッセージには、自動で受け取り用のURLが記載されており、受信した人は受け取り用URLから、配送先・配送日時を指定して登録できる仕組みとなる。熨斗やラッピングの指定も細かく設定でき、住所がわからない友人・知人にも、ネットショップで購入したプレゼントを気軽に贈ることができる。
SNSやオンラインでの交友関係が一般的になりつつある現在、「お気に入りのギフトを贈りたいけれど、相手の住所がわからない」「わざわざ住所を聞くのは申し訳ないし気が引ける」といった悩みで、ギフトを断念する人が増えているとし、「SNSギフト」の提供に至ったとしている。
ハックルベリーは、今後も「SNSギフト」のアップデートを重ね、日本の商習慣に応じた機能開発を進めていくとしている。また、サイト構築/アプリ構築のリーディングカンパニーとして、長期的な売上の支援を簡単かつ安心して導入できるアプリを随時リリースし、マーチャント（事業者）支援を行っていく考えを示した。
