2022.02.11

コマースファクトリー、EC業界のコミュニティ「ECオタク」を開設 情報交換や相談し合える場を目指す

「Update E-Commerce」を理念に掲げ、さまざまなアプローチでのEC支援事業を手がけるコマースファクトリーは2月8日、みんなでECの学びをシェアし、助け合うECコミュニティ「ECオタク」をローンチした。EC業界における「正しい情報を届ける」「気軽に相談できる」場所を目指す。

「ECオタク」は、EC情報に特化したコミュニティ型プラットフォーム。主な機能に、EC特化型の掲示板機能「なんでもトーク!」、ECについて学べる動画コンテンツ「EC Tube」、エリア別の掲示板「ECオタクな集い | ECオタクLocal​」がある。

「なんでもトーク!」は、ECに関わる人々が普段疑問に思っていることや聞いてみたいことを投稿し、他のユーザーからの回答で悩みを解消する、ちょっとしたコツや事例を紹介することで学び共有するといったことが可能なEC特化型の掲示板。「ECに関わる様々な人が仲間になりお互いに助け合う」、そんな場所を実現するためのメインの機能となる。



「EC Tube」は、EC業界の話を「入門編」「初級編」「中級編」「上級編」「就職編」、マーケティングの話を「自社EC編」「楽天市場編」「Amazon編」「Yahoo!編」「事例編」のカテゴリに分けて届ける、1動画約3分で学べる動画コンテンツ。当初は、これからEC業界に飛び込む人やECを始めたい人に向けた、「入門編」「初級編」の動画を配信するが、長期的にはコラボ動画や、すぐに活用できる実践的な動画コンテンツを配信していく。



「ECオタクな集い | ECオタクLocal​」は、メイン掲示板の「ECなんでもトーク!」とは別に、登録エリアの人だけが閲覧・投稿が可能なエリア別掲示板となる。「ECオタク」は、「気軽に相談できる」場所となる1つの形として、47都道府県にオフラインコミュニティを作ることを目指しており、この機能を通じて身近な相談相手やEC仲間に出会う機会の創出を実現するとしている。



「楽天市場」や「Amazon」、自社ECなど、首都圏から沖縄まで、累計数百社のメーカーや小売事業者のEC支援を行ってきたコマースファクトリーの岡本代表取締役は、長くEC業界に関わる中で、「EC業界には『正しい情報を届ける』『気軽に相談できる』場所が不足しているのではないか」と感じることが多くあったという。

ECは、世界中どこにいても世界相手に商売ができる「平等」な場所である一方で、「正しい情報を届ける」「気軽に相談できる」場所の不足から、誤った情報に振り回される、信頼できる相談相手がおらず遠回りの方法でEC事業に取り組むといったことも生じる。本来「平等」であるはずのECが、知識や情報という側面において「不平等」になってしまっていることをずっと歯痒く思っていたという同氏だが、、コマースファクトリーのEC支援事業が「正しい情報を届ける」「気軽に相談できる」場所になるには、直接的な支援というアプローチでは、どうしても母数に限界があったとし、「コミュニティ」というアプローチに行き着いたとしている。







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