2022.02.10

メルカリ、中間期の流通額は4302億円 外出自粛緩和で成長鈍化

メルカリが運営するフリマアプリ「メルカリ」の2021年7-12月期(中間期)における国内流通総額は、前年同期比17.0%増の4302億円だった。過去最高値を更新したものの、外出自粛緩和などの影響もあり期初の想定を下回った。連結売上高は、同47.7%増の711億9100万円だった。
 
10-12月期(純第2四半期)における新型コロナウイルス感染拡大の一時的な落ち着きが、出品数の鈍化や購入頻度の減少に作用した。
 
「流通総額前期比20%成長という通期目標達成に向け、適切なプロダクト改善・マーケティング施策を行っていく」(IR)と言う。
 
連結営業損失は17億7400万円(前年同期は13億7000万円の黒字)、経常損失は17億9700万円(同11億9000万円の黒字)、四半期純損失は27億2800万円(同41億1100万円の黒字)だった。
 
ユーザー獲得や利用活性化を目的としたキャンペーン施策、BtoCや物流サービスなど新規事業領域への積極的な投資が損失要因となった。



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