2022.02.06

サンクゼールの米国ECサイト「KUZE FUKU&SONS」、前期売上は3倍に ゆず商品が人気、ギフト利用拡大

Bokksuのダニー・ダンCEO(左)と久世直樹社長(右)

食品のECや卸売りを手掛ける米国のサンクゼールインクは、米国で展開している自社ECサイト「KUZE FUKU&SONS(クゼ フク・アンド・サンズ)」の売れ行きが堅調に推移している。2021年12月期の売上高は前期比約3倍。ギフト需要の高まりが後押しした。2022年12月期の売上高は前期比2倍を目指す。

サンクゼールインクは、サンクゼールの子会社。「クゼ フク・アンド・サンズ」の運営はサンクゼールインクが担っている。

米国でギフト需要が高まるのは11月と12月。日本の歳暮のように、ギフトを贈る習慣が米国にもあるという。2021年は商品の拡充に努めたこともあり、ECの利用が拡大した。

米国のユーザーからは、日本の食材ではゆずを使った商品が人気。この他、日本でなじみのある「なめたけ」を、米国ではパスタのトッピングに使う人もいるといい、米国でも受け入れられているようだ。


ゆずを使った商品の引き合いが高まっている

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