2022.02.02

ネットショップ作成サービス「BASE」、ショップ開設数が170万店を突破 機能や連携強化も発表

BASEはこのほど、ネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」において、ショップ開設数が170万ショップを突破したと発表した。併せて機能面の強化、外部プラットフォームとの連携、SMB活動がしやすい環境づくりなど、加盟店に向けた取り組みについて言及した。

「BASE」は、誰でも簡単にネットショップが作成できるWebサービス。初期費用・月額費用などの固定プランが無く、商品が売れた際のみ手数料が発生するシステムを採用しており、商品が売れるまでは、無料でリスクなく利用できるという特徴を持つ。2012年11月にサービスを提供開始して以来、多くの個人・スモールチームからの利用を得ており、1月28日に累計ネットショップ開設数が170万ショップを突破した。

昨今では、オミクロン株の拡大など新型コロナウイルス感染症の影響が続いている。「BASE」は、そうした苦境の中でも自らのビジネスを推進している人に、機能的かつデザイン性の高いサービスとしてを選んでもらうため機能開発に取り組んでいる。

機能面では、顧客情報の管理や新規顧客、リピーターの獲得など「BASE」加盟店の円滑なCRM活動を推進するために「顧客管理機能」や「メールマガジン」などの機能をアップデートした。2021年の11月末には、購入者向けのショッピングアプリとID決済サービスを統合し、購入者向けショッピングサービス「Pay ID(ペイ アイディー)」としてリブランドを実施。購入者にとっても快適な決済体験やショッピング体験を提供することで、「BASE」加盟店の新規購入の機会創出とリピーターによる継続的な購入促進をサポートをしていく。

外部プラットフォームとの連携においては、2021年は新たな取り組みとしてFacebook社とネットショップの運営ノウハウを学べるイベントを実施し、「BASE」加盟店の集客や販促のサポートを行った。また、TikTok社と提携し、「TikTok」を活用したネットショップの集客や販促を円滑に行うことができるプラットフォーム連携の実施を目指している。

SMBが活動しやすい環境作りとしては、2022年1月にネットショップ作成サービスとして初めてとなる特定商取引法の非公開設定機能の実装を行った。個人・スモールチームだけでなく、すべてのクリエイターが経済活動を行う上での障壁を取り除き、自由にビジネスができる環境作りを推進する。

「BASE」は今後も、CRMや業務効率化、ブランドの表現力を向上させるショップデザイン機能の拡充など、プロダクトの強化やサポート施策を通じてネットショップの運営効率を向上し、ショップオーナーが生み出す価値を最大化できるよう取り組んでいく考えを示した。






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