2022.02.01

ECリサーチツール「Nint ECommerce」、新機能「メッコチャート」をリリース 市場・競合動向の直感的な把握を実現

例:「楽天市場」で2021年に売れた5万円以下の「プリンタ」について、X軸を5000円刻みで可視化したメッコチャート

独自技術により国内大手ECモールの市場動向データを提供するNintは1月31日、EC事業者向けに国内大手ECモールの販売推計データを提供するクラウドツール「Nint ECommerce」において、任意のジャンル全体の販売データに対し、価格帯とメーカーの構成比を視覚的に捉えることができる新機能「メッコチャート」をリリースした。これにより成長戦略の策定などに役立つ市場・競合動向を直感的に把握することが可能になる。

「Nint ECommerce」は、主要ECモール(楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon)のジャンル別売り上げの可視化、各ジャンルの売れ筋商品の把握、競合ショップや商品トラッキングなどの機能を備えるECリサーチツール。事業戦略策定のための情報収集や販売戦略の企画を効率的に行うことができ、日本で1000社以上が導入している。

このほど新たに「メッコチャート」機能をリリースした。「メッコチャート」(あるいは「マリメッコチャート」)は、海外のコンサルティング業界でも利用される専門的な視覚化方法で、全体の数字に対して2つの構成要素が面積で表現されるチャートを指す。「Nint ECommerce」の「メッコチャート」機能は、「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」「Amazon」のそれぞれのECモールの販売推計データをもとに、「家具」などの大型商品から、「掃除機」「洗濯機」といった家電商品、「スキンケア」「洗顔料」などの美容関連商品まで、あらゆるジャンルをカバーする。

ECモールにある任意のカテゴリから商品ジャンルを選択し、そのジャンルにおける価格帯毎のメーカー別シェアを直感的に把握できるほか、チャートの任意の価格帯とメーカーの領域をクリックし、この販売データを構成する商品単位や販売店舗単位までを直観的な操作で確認することができる。価格帯のカスタマイズ機能も搭載し、戦略や商品特性に合った価格帯を指定することも可能だ。


▲管理画面のイメージ

同機能を活用することで、データアナリスト以外でも直感的に市場・競合動向を把握でき、特に大手メーカーや中堅ECのマーケティング担当者、EC担当者、商品企画担当者などが、自社の成長戦略を立てるのに役立つデータとして活用できるとしている。




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