2022.01.28

【楽天新春カンファレンス2022】三木谷社長「流通総額10兆円は前倒しできる」 成長戦略やグリーン化を語る

「楽天新春カンファレンス2022」で講演する三木谷浩史社長


楽天モバイルユーザーの約60%は恒常的に「楽天市場」で購入


三木谷社長は楽天が注力するモバイル事業とのシナジーについても説明した。

すでに楽天エコシステムの新規加入者の約20%が楽天モバイル経由となっている。新規ユーザーの獲得に楽天モバイルが大きく貢献している。

「楽天モバイルに加入したユーザーは、『楽天市場』の年間購入額が1.7倍になる。当初、私もポイントをたくさんあげているから、それで買っているのかと思っていたが、これは恒常的に変わっているのだと分かった。楽天モバイルの加入者は現在、約500万人だが、これが1000万人、2000万人、3000万人、4000万人と増えれば自ずと皆さんの流通総額は爆発的に伸びていく」(同)と話した。



楽天モバイルユーザーの約60%は恒常的に「楽天市場」で購入しており、他のキャリアと比べ、ECサービスとのクロスユース率は圧倒的に高いという。



「楽天モバイルが本当に1000万人、2000万人、2500万人とユーザーを獲得できるのかと思うかもしれない。楽天モバイルの契約数は、楽天カードの約3倍のスピードで普及している。数年後に契約者数が2500万人になり、そのほとんどが『楽天市場』で買い物しているというのは、まったく夢物語ではない」(同)と説明する。


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