2022.01.27

【現地取材】「楽天SOY2021」グランプリは『上新電機』 金谷社長に直撃「他社との違いや成長戦略は?」

総合グランプリを受賞した上新電機の金谷隆平社長(左)と高橋徹也専務(右)


三木谷社長、SOY店舗のリーダーシップに期待


全受賞店舗の表彰後、三木谷浩史社長は、「楽天も今年で25年になる。昨年は国内EC流通総額が5兆円に達し、次のステップとして10兆円という目標を発表した。コロナで日本のデジタル化はスピードアップしている。欧米や中国などではEC化率が20%。日本はまだ7.8%と考えると勾配はゆるやかかもしれないが、国内EC市場が早晩、2倍の規模になるのは自明の理だと思っている」と話した。


▲総評を述べる三木谷浩史社長

さらに、「10兆円という目標は、マーケットの成長スピードと同じスピードで成長すれば達成できるだろう。それでは面白くない。私は通過点と考えている。SOY受賞店舗さんがこの『楽天市場』という集合体のリーダーであることに責務を感じていただき、リーダーシップを取っていただき、共に頑張っていきたい」と総評を述べた。

「楽天SOY」は、「楽天市場」に出店する約5万5000店舗の中から、ユーザーによる人気投票および店舗の注文件数・売上などを総合的に評価し、高評価の上位店舗を表彰するイベント。今回も総合賞(トップ10)のほか、42分野のジャンル賞、8つのサービス賞、6つの特別賞などで142店舗を表彰した。

多くの受賞店舗の受賞理由や今後の戦略を収録した「楽天SOY2021特集(仮)」は、2月中旬ごろ新聞とウェブメディアに掲載予定だ。


「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2021」特設ページ
https://event.rakuten.co.jp/soyshop/




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