2022.01.27

エアークローゼット、ブランド選んでサブスク 新規顧客獲得チャネルとして提案

エアークローゼットは1月13日、定額制ファッションレンタルサービス「airCloset(エアークローゼット)」において、単独ブランドの服が届くオプションサービス「ブランドセレクト」を本格的にスタートした。当初は4ブランドが参画する。同社では「新サービスをファッションアパレルブランドに、新規顧客獲得のための『新しいチャネル』として、活用してもらいたい」(天沼社長)と話している。
 
同社の定額制レンタルサービス「airCloset」では通常、ブランドを選択することはできず、多様なブランドの商品が届く。これに対して、新サービス「ブランドセレクト」では、単独ブランドの服が毎回届くのが特徴となっている。
 
当初は、4ブランドが参画する。今後さらに参画するブランドが増加する予定となっている。
 
同社では2021年3月から、特定ブランドのみのレンタルサービスを、3カ月間の期間限定で試験的に提供していた。試験提供に参画したのは2ブランドだった。
 
利用者にアンケートを行ったところ、限定プランを利用した人の約9割が、2ブランドの服を普段購入していない人だったという。「新サービスでは、ブランドの既存顧客を食い合うことなく、新規顧客にアプローチできることが分かった」(天沼聰社長)と話す。
 
こうした結果を踏まえ、新サービスの本格提供に至ったという。
 
同社では「ブランドにとって、レンタルサービスの開始は通常、初期投資が大きく、参入障壁が高い傾向がある」(同)と話す。「『ブランドセレクト』については、新規顧客を獲得できるレンタルサービスの『新しいチャネル』として、ブランドに利用してもらいたい」(同)としている。



RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事