2022.01.25

レンタルモール「カウリル」、「サブスク機能」追加 月額レンタルや販売サービスを提供可能に

レンタルモール「カウリル」やレンタル専用在庫管理ツール「ZAIKA」を運営し、レンタルDXに取り組むTENTは1月24日、「カウリル」の新機能として、簡単にモノの月額定額レンタルが運営できる「サブスク機能」を追加した。消費行動の多様化を受け、サブスクリプションへのニーズに対応を図った。

カウリルは、誰でもすぐにレンタルサービスを開始することが可能なレンタルモールで、アウトドア用品や釣具・ゴルフ用品等、趣味関連のカテゴリを中心としたレンタルストアが出店している。「ネットで高額な中古品を買いにくい」「使いたいときだけあればよい」「いろいろ使い比べてみたい」といった消費者が抱える課題を解決する機能を多く実装しており、各機能を組み合わせることで、変化する消費者のニーズに対応したサービスを提供し続けることができる。



カウリルでは、これまで2泊3日のような短期のレンタルのみ対応していたが、このほど新たに1カ月から最大60カ月の月額定額レンタルが可能となる「サブスク機能」を実装した。「サブスク機能」を活用することで事業者は、通常の月額定額レンタルに加え、月額レンタル中に気に入ったらそのまま購入できるRent to ownや、一定期間借り続けたらそのままもらえるサービス等、様々な「モノのサブスクサービス」に対応可能になった。

これにより、使いたい時だけ利用する「レンタル利用」に加え、所有せずに日常的に利用する「継続利用」と相性が良いカテゴリの企業も、時代のニーズに合った形での商品提供を簡単に行えるようになり、収益率を大幅に高めることも可能となった。また、継続利用の途中で「差額でそのまま購入」することや、一定期間レンタルした後に「そのままもらう」ことも出来るので、出店企業・消費者双方にとって最適なサービス設計が行えるとしている。



近年、様々な業界において、シェアリングやサブスクリプションサービスが開始され「買わない購入」のような新たな消費行動が注目されている。「カウリル」で取り扱う「モノ」のレンタルに関しても同様のニーズが高まってきているとし、「サブスク機能」の追加により対応を図った。



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