2022.01.24

オンラインギフトのギフトパッド、リテンションボットを提供するSmashと提携

オンラインギフトシステムを開発・提供するギフトパッドは1月19日、リテンションボット「Smash」を開発・提供するSmashと、業務提携契約を締結した。今後は、長期ユーザーに「Smash」上でオンラインギフトを贈り、解約理由の分析、サービス品質の向上、ロイヤルティの強化を推進する。

Smash社の「Smash」は、サブスクリプションサービスや、定期通販の既存顧客・ユーザーに対し、「解約」というタッチポイントでコミュニケーションを図り、解約抑止・分析を行うリテンションボット。ユーザーとのコミュニケーションから、サービスや商品に対する温度感を数値化し、リアルタイムで空気を読むことによって、デジタルの枠を超え、より人間との会話に近いコミュニケーションを実現している。

ギフトパッドは、Smash社との業務提携を締結。今後は自社の提供するオンラインギフトサービスにおいて「Smash」を用いた、ユーザーの解約理由の分析、サービス品質の向上、解約抑止などを開始するとしている

近年、サブスクリプションサービスや定期通販事業が急速に普及し、サブスクリプションサービスの市場規模は、2023年には1.4兆円に達すると予測されている。こうした状況において、「LTV(Life Time Value:顧客生涯価値)」は極めて重要なキーワードとなっており、如何にユーザーのロイヤルティを高め、利用を継続してもらえるかが企業にとって課題となっている。Smash社の調査では、サービスの契約期間が長期に渡るほど解約抑止率が高いとの結果が出ているとし、リテンションボット「Smash」では、ユーザーがストレスを感じやすい「解約」というタッチポイントでコミュニケーションを図り、スムーズな解約のサポートから、解約抑止・分析まで行っている。



オンラインギフトサービスを提供するギフトパッドは、このほどのSmashとの業務提携により、「Smash」を用いて長期ユーザー向けにギフトを贈ることにより、ユーザーの解約理由の分析とそれに伴うサービス品質の向上、ロイヤルティの強化を推進する考えを示した。また、「Smash」でLTVの高い顧客を察知し、解約検討段階で解約を抑止し、ギフトを提供することでその後の継続率を高めるとしている。



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