2022.01.19

【ECモールに聞く2022年の展望】「dショッピング」土門裕之社長「ドコモ連携で高成長、出店獲得も加速」

オールアバウトライフマーケティング 土門裕之社長


NTTドコモが運営するECモール「dショッピング」は、コロナ禍の巣ごもり需要拡大に加え、NTTドコモのサービスとの連携により、利用者数や流通総額を急速に伸ばしている。成長に一役買っているのが、提携先であるオールアバウトライフマーケティング(AALM)だ。2019年7月から「dショッピング」の共同運営者として、運営体制強化を推進している。選別された店舗しか出店できないプレミアムモールとして存在感を高める「dショッピング」の現状や戦略について、AALMの土門裕之社長に聞いた。


――AALMは「dショッピング」の運営にどう携わっているのか?

「dショッピング」には2019年7月から、NTTドコモと共同運営という形で携わらせていただいている。システム構築や体制整備、プランニングには、さらに1年ほど前から携わってきた。当社はサイト運営全般を担っている。マーケティングや販促活動、出店者の誘致、システムの開発・運用保守など幅広く担当している。

オールアバウトとしては、2006年からiコンシェル(NTTドコモが運営する携帯電話向けのユーザーエージェント機能)にコンテンツを提供させていただいている。広告ビジネスでの協業も拡充している。

コマース事業においては2016年、「サンプル百貨店」と「dショッピング」とのアライアンスで、「dショッピングサンプル百貨店」というサービスを開設させていただき、順調に実績を積み上げてきた。ここでのノウハウや運営手法を評価いただき、「dショッピング」の共同運営させていただく話につながった。

――AALMが運営に携わることで発揮できる強みは?

当社は「サンプル百貨店」の運営を通して、商品調達や会員管理、販促、決済、カスタマーサポート、ロジスティクスなどのノウハウを蓄積してきた。「dショッピング」はECモールだが、出店者目線を持っていることがモール運営の強みになると考えている。出店者さまの気持ちや求めることを予測できるので、先回りして対応できる。

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