2022.01.11

楽天、ネットスーパーのプラットフォーム「楽天全国スーパー」提供開始 小売企業のDX推進を支援

楽天グループは1月11日、ネットスーパーのプラットフォーム「楽天全国スーパー」の提供を開始した。第1弾として、スーパーマーケット「ベイシア」が同プラットフォームに「ベイシアネットスーパー」を出店した。全国の小売り事業者のデジタルトランスフォーメーション推進を支援する。

このほど提供を開始した「楽天全国スーパー」は、全国のスーパーマーケット事業者向けに受注管理やオンライン上の決済などの機能を提供するプラットフォーム。ユーザーは、同プラットフォームに郵便番号を入力して居住エリアへの配送に対応するネットスーパーを検索し、サービスを利用することができる。楽天IDでログインすることで、事前登録した住所やクレジットカード情報などを利用してスムーズに買い物ができ、「楽天ポイント」を貯めたり使ったりすることも可能だ。

サービスの提供開始とともに第1弾として、群馬県を拠点に1都14県でスーパーマーケット「ベイシア」を展開するベイシアが「ベイシアネットスーパー」を出店した。「ベイシア前橋モール店」「ベイシアおおたモール店」「ベイシア伊勢崎駅前店」における配送エリアに居住するユーザーにサービスの提供を開始しており、今後配送エリアの順次拡大を予定している。また、同プラットフォームで利用可能なネットスーパーも今後順次拡大予定となっている。

楽天グループは、「イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントする」をミッションに掲げ、70以上のサービスを展開。これまで様々な事業で培ったテクノロジーやアセットを最大限に活用し、全国の小売り事業者のデジタルトランスフォーメーション推進を支援するとともに、ユーザーの利便性向上を図り、さらなる地域社会への貢献を目指していく考えを示した。



RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事