2022.01.11

インアゴーラ、中国版Tiktok「抖音」における山本漢方のブランド旗艦店開店をサポート

中国消費者向け日本商品特化型越境ECプラットフォーム「豌豆(ワンドウ)」を運営するインアゴーラは1月4日、「中国版Tiktok(抖音:Douyin)」における日本ブランドの旗艦店運営のサポート事業において、青汁などを製造販売する山本漢方製薬の旗艦店となる「山本漢方海外旗艦店」をオープンした。日本企業の中国進出を支援する。

インアゴーラは、2021年4月より、日本企業初の売り場型越境EC旗艦店(複数の商品カテゴリーに渡って、多数のブランドを取り扱う総合型店舗)として、「中国版Tiktok(抖音)」に越境EC旗艦店を出店。日本商品の販売を正式に開始すると同時に、自社の常設店舗型ライブルームで行っている毎日のライブ配信や、KOLと連携した定期的なライブ配信など、「中国版Tiktok(抖音)」でのライブコマースノウハウを蓄積してきた。


ライブルームでのライブコマース風景とインアゴーラの2021年抖音(Douyin)における売上げの推移

日本ブランドが「中国版Tiktok(抖音)」において店舗開設するためには、商品紹介に適したKOLの選定や商品選定、動画やライブを用いた手法で訴求するといった他のECプラットフォームと異なるオペレーションが必要となるとし、「中国版Tiktok(抖音)」でのオペレーションの最前線に立つインアゴーラは、自社の旗艦店による多数の日本商品の販売ノウハウや販促ノウハウを活かし、2021年12月にブランド旗艦店の運営サポート事業も立ち上げ、日本ブランドの「中国版Tiktok(抖音)」での旗艦店運営をサポートしている。

このほど1月4日に、無農薬栽培の大麦若葉を使用した青汁などを製造販売する山本漢方製薬の旗艦店となる「山本漢方海外旗艦店」を「中国版Tiktok(抖音)」にオープンした。中国で既に爆買い商品として認知されている「大麦若葉 粉末100% スティックタイプ(3g×44包)」をはじめ、7skuから販売をスタートし、順次ラインナップを増やしていく予定としている。


「山本漢方海外旗艦店」での取り扱い商品(一部)

開業40周年を迎えた山本漢方製薬は、「私たちは漢方と生薬を通して専門技術と経験を生かし世界中の人々の健康に貢献します。」を企業理念に、「病気になる前から健康管理をしましょう」という東洋医学の考え方を創業以来大切にしている。山本漢方製薬とインアゴーラは、「豌豆(ワンドウ)」アプリの立上げ当初の2016年から取り組みを開始し、「豌豆(ワンドウ)」アプリでの売上げを年々安定的に伸ばしている。主力商品の「大麦若葉 粉末100% スティックタイプ(3g×44包)」が爆買い商品として既に認知度があり、「抖音(Douyin)」でのトライアル販売において一定の手ごたえを得ることができたことから、両社の連携により新たな成長を求めるべく、「山本漢方海外旗艦店」の開設に至ったとしている。

インアゴーラは、今後もより多くの日本商品を中国の消費者に紹介し、日本の商品とライフスタイルを楽しんもらう場を届けるとしている。




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