2022.01.11

【新春インタビュー】協和 堀内泰司社長「顧客に寄り添う経営を加速」


ライブコマース本格着手


――新規獲得のプロモーションについて、2022年の展望は?

ライブコマースを活用したプロモーションを加速させる。これまでにも、オンラインイベントは月に50本のペースで配信してきた。2021年11月からは、ライブコマースに本格的に着手。現在の「フラコラ ライブショッピング」を開設した。SNSとも組み合わせて、新規の顧客獲得を進める。ライブコマースは今後、週に最低でも2回配信していく予定だ。顧客に楽しんでもらえるように、エンターテインメント性の高いものにしていきたい。

――2022年の通販市場について、予測を教えてほしい。

通販市場は今後も、さらなる拡大が期待できると思う。すでにリモートワークが定着していることからも、コロナ禍が収束した後も、移動しない社会になるとみている。このため、通販の需要は増えると思う。

それに伴い、市場競争は激化するのではないか。コロナの終息後、一時的に消費は拡大するかもしれないが、それが一巡したあとは、社会の経済状況は厳しくなると思う。このとき、企業は、長く存続していくために持続可能な経営が欠かせない。マスを捉える手法ではなく、顧客一人一人に寄り添う経営が必要になる。協和は、最新のデジタル技術やテクノロジーを活用して、商品開発や顧客の悩みに寄り添っていく。

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