2021.12.22

D2C事業創出プロジェクト「MASTERPLAN」、第3回のエントリー受付開始 優勝者には300万円の事業資金を贈呈

SUPER STUDIOとポーラ・オルビスホールディングスは12月21日、D2C(Direct to Consumer)のアイデアを支援するビジネスコンテスト第3回「MASTERPLAN」のエントリー受付を開始した。受付期間は2022年1月10日まで。書類選考・面接などの選考を通過した事業者は、2022年2月17日に開催する本選にて審査員にプレゼンテーションを行い、審査員との事業共創を目指す。また、今回はじめての試みとして、優勝者には事業資金300万円を贈呈する。

「MASTERPLAN」は、アイデアを持った事業者へのメンタリング・サポートや資金面の支援を通して、正しいD2Cモデルの実例をつくり、D2C業界全体を盛り上げて行きたいという想いから生まれたイベント。昨今、D2Cというキーワードのメディア露出が増えたが、アメリカなどのD2C先進国と比較すると、日本国内はまだその正しい理解が浸透していない。一方で、個人の経験や知識をもとにした、事業の種となるアイデアを持っているものの、事業化のノウハウや資金がない事業者は多く、事業の原石が日の目を見ないケースもあることから、立ち上げに至ったとしている。

アイデアをもった事業者を「プランナー(事業者/応募者)」 、アセットや事業ノウハウをもった審査員を「パートナー」と定義しており、予選を勝ち抜いたプランナーは、日頃D2Cの商品開発コンサルティングを行っているSUPER STUDIOのサポートチームやPOLA ORBIS CAPITALからのサポートを受け、本選に臨む。本選後は、パートナーより提供されたアセットや、事業推進のためのさらなるアドバイスを受けてアイデアの事業化を目指す。過去2回の開催では、多くの事業者がアイデアの事業化に成功している。

3回目となる今回は、初の試みとして、優勝者への300万円の事業資金の贈呈と、本選における一般観覧の実施を予定している(開催方法は新型コロナウイルスの感染状況を鑑みて決定)。第3回「MASTERPLAN」のエントリー期間は、2021年12月1日~2022年1月10日で、特設サイトにて受け付けている。書類選考による1次選考、オンライン面談による2次選考を経て、2022年2月3日に本選出場者を決定し、2022年2月17日に本選を開催する。パートナーには、yutori(CEO 片石貴展氏)、オルビス(代表取締役社長 小林琢磨氏)、ポーラ・オルビスホールディングス(執行役員 ​​末延則子氏)、arca(CEO/Creative Director 辻愛沙子氏)、バルクオム(代表取締役 野口卓也氏)などが名を連ねる。



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