ECで販売、多角的に情報発信
――販売方法や顧客獲得の工夫は?稲毛:主な販売チャネルはECサイトになります。情報発信はECサイトだけでなく、インスタグラム(インスタ)で行います。商品開発の背景や、漢方・養生の情報、「キレイ創巡茶」の飲み方などを定期的に発信していきます。
ECサイトでは単品でも販売しますが、定期購入サービスも提供します。定期購入では単品よりもお得に買えるだけではなく、お薦めの飲み方を紹介したり、無料の漢方セミナーを配信したりする予定です。定期購入者には、ここでしか得られない体験を提供します。
西間木:自らのインスタアカウントで情報発信を行い、そこから情報を拡散させていく方法は、今の主流のやり方だと思います。
今回は商品のパッケージのみならず、梱包材もオリジナルのデザインでお届けします。お客さまの期待感が最も高まる開封時により良い体験を提供することで、お客さまがインスタなどのSNSで情報を発信していただける可能性が高まると思います。
富士ロジテック 営業部 部長 西間木智氏稲毛:開封した際にアン ミカさんからのメッセージが目に入るような仕掛けをしております。ブランドの想いを届け、感動を与えられるように工夫しています。
▲ティーバッグのタグにもアン ミカさんのポジティブなメッセージ――ブランドの認知を高めるための取り組みは?稲毛:インスタでの情報発信のほかに、発売後にはデジタル広告なども展開していきます。少し先ですが雑誌とのタイアップでの情報発信も行う予定です。
リアルのタッチポイントも重視しており、アイセイ薬局のデジタルサイネージで商品をPRする予定です。薬日本堂さんでは、店頭でお客さまにサンプルをお渡ししたり、漢方スクールで特別セミナーを実施したりしていただく予定です。薬日本堂さんが運営する薬膳レストランにおいて、「キレイ創巡茶」をウェルカムドリンクとして出していただいております。
▲薬膳レストランにて期間限定で「キレイ創巡茶」を提供――ブランドをさらに広めるための今後の展開は?稲毛:今回のブランドを通して、お客さまと直接つながり、顧客のデータベースを構築することができます。お客さまとのつながりを広げていくことで、新たなマーケティングを展開することができると思っています。まだ、これからですが第2弾商品も検討していきます。販売チャネルも広げていきたいと思っています。
西間木:今回、ECプラットフォームに「Shopify(ショッピファイ)」を採用し、EC自動出荷システム 「LOGILESS(ロジレス)」も導入しています。「ロジレス」で顧客情報や受注情報などを一元管理でき、ECモールなどの販売チャネルを拡大しやすい体制になっています。われわれ物流側でも「ロジレス」に対応しており、同梱物の管理などもワンストップでできます。マーケティングを広げることも、深めることもできる基盤を構築しているので、今後のブランドの発展に柔軟に対応できると考えています。
「キレイ創巡茶オンラインストア」https://kireisojun.jp/「キレイ創巡公式インスタグラム」https://www.instagram.com/kireisojun_official「アイセイ薬局」https://www.aisei.co.jp/「富士ロジテック」https://fujilogi.net/