2021.12.10

ラクスル、梱包材ECのダンボールワンを完全子会社化 50.1%の株式を約20億円で取得

ラクスルは12月9日、取締役会において、梱包材ECのダンボールワンの株式を取得し、完全子会社化することを決議した。もともと、ダンボールワンの49.9%の株式を保有しており、今回、残りの50.1%の株式を辻俊宏社長から取得する。株式の取得価額は20億400万円。2022年2月1日に株式を取得する予定。

ラクスルは成長戦略として、オフィス/産業資材への印刷領域の拡張を推進しており、既存サービスとの相乗効果を期待し、2020年12月にダンボールワンを関連会社化していた。ダンボールワンは、ダンボール/梱包材専門通販ECサイトとして4年連続で国内売上シェアNo.1を獲得しており、業界最大規模のダンボール製造会社/梱包材メーカーのネットワークを活用した、低コストかつ小ロットの商品提供の仕組みを構築している。

最近ではテレビCMやウェブプロモーションを強化し、売り上げを拡大していた。2021年7月期(10カ月間の変則決算)の売上高は、43億4300万円だった。

ラクスルのシェアリング/マーケティングノウハウの活用や、両社の顧客基盤の拡大など、協業関係により互いにシナジー効果を創出できているという。ダンボールワンのより一層の事業拡大への期待と、ラクスルのさらなる成長の観点から、株式を追加取得し、完全子会社化することに合意した。





RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事