2021.12.12

ラズホールディングス、原価公表のレザーブランド「HushTug」が人気 理念は「モンゴルに産業を創る」

戸田貴久CEO

ラズホールディングスは「モンゴルに産業を創る」という理念の下、モンゴルの職人とともに製造するモンゴルレザー商品のブランド「HushTug(ハッシュタグ)」を運営している。同ブランドでは、「製品の原価」を公表するなど、独自の取り組みを行っており、ファンから厚い支持を獲得している。

同ブランドのECサイトでは、バッグなど、モンゴルレザーの商品を販売している。モンゴル原産のレザーは、厳しい寒暖差を耐え抜いた動物だからこその頑丈さや、品質の高さが好評で、イタリアンブランドなどに採用されているのだという。そのような「高品質なモンゴルレザー」と、「日本の技術とデザイン力」とを組み合わせ、同ブランドのプロダクトを生み出している。


モンゴルの同社のスタッフ

同社では、「モンゴルに産業を創る」という目標を掲げている。モンゴルに産業を作り、雇用を拡大していくことがHushTugの使命だという。

「当社では、モンゴルの大自然で育った動物の皮を使用し、現地の自社工房で最終製品まで仕上げている。日本のサイトで購入してくれることが、そのままモンゴルを支援することにつながる」(戸田貴久CEO)と言う。

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