2021.12.10

「CAMPFIRE」、「クラウドファンディングアワード」1位は『分身ロボットカフェ実験店』 22の受賞プロジェクト発表

CAMPFIREはこのほど、国内最大のクラウドファンディング「CAMPFIRE」において、「CAMPFIRE クラウドファンディングアワード 2021」を実施し、2021年を象徴する100のプロジェクトの中から、22の受賞プロジェクトを決定した。12月7日には、「CAMPFIRE」アンバサダーの草彅剛さんなどをゲストに迎え、受賞プロジェクトの発表、および代表プロジェクトの授賞式を開催した。

【<画像6点>総合賞1~5位のプロジェクトはこちら】

「CAMPFIREクラウドファンディングアワード」は、「CAMPFIRE」の数多くのプロジェクトの中から、その年の特に優れた挑戦を讃えるべく2017年にはじまったイベントで、2021年で5年目を迎えた。本取組を通じ、今後クラウドファンディングに挑戦する人の先行例として広く周知を図り、クラウドファンディングの更なる普及に寄与することを目的としている。

「CAMPFIRE クラウドファンディングアワード 2021」の対象期間は、2020年11月~2021年10月で、過去10年間で最多となる約1万5000件にのぼるプロジェクトの中から、「支援総額」「支援者数」「社会的影響力(話題性)」の3つの観点や、プロジェクトの実施状況などから総合的に評価し、全体の約1%にあたる「ベスト100」を選出した。さらに「ベスト100」からTwitterを通じて「支援してよかったプロジェクト」や「趣旨に共感したプロジェクト」など印象に残ったプロジェクトに対し一般投票を募り、約2万5000件の投票が集まった。得票数や支援者数などの定量数値から「総合賞」「カテゴリ賞」「エリア賞」、グループ会社が運営する株式投資型、融資型、寄付型の好事例を選出する「部門賞」として、合計22件の受賞プロジェクトを決定した。

「総合賞」1位は、「寝たきりでも働ける『分身ロボットカフェ』実験店 常設化プロジェクト!」が受賞した。支援総額は4458万7000円で、支援者数は2156人だった。


「総合賞」1位は「寝たきりでも働ける『分身ロボットカフェ』実験店 常設化プロジェクト!」

2位は「徹底した理論と技術でたどり着いた理想の超高性能ステンレス包丁&人造砥石『忍』」、3位は「酒米農家と日本酒文化を守るため京都産山田錦の純米酒をたくさん飲んでもらいたい!」がそれぞれ受賞した。その他、「カテゴリ賞」の「プロダクト賞」を「NuraLoop日本初上陸|聴覚測定で“自分専用の音”を生み出す未来のイヤホン」、音楽賞を「老舗ライブハウス神戸チキンジョージコロナ禍での危機を乗り越える存続プロジェクト」。「エリア賞」の「東北エリア賞」を「ついに東日本太平洋沿岸で唯一の花火競技大会開催!世界中のみんなで盛り上がりたい!」、「中部エリア賞」を「伊豆の入り口函南町に理想のキャンプ場を一から創りたい!」などが受賞した。

12月7日の授賞式では、エリア賞、カテゴリ賞、部門賞、総合賞をそれぞれ発表し、代表プロジェクトの表彰・トロフィー進呈を行なった。代表プロジェクトの起案者は、プロジェクトへの思い、そして受賞を受けて喜びをコメントした。

後半は、「CAMPFIRE」アンバサダーの草彅剛さん、東京2020パラリンピック金メダリストの佐藤友祈選手がゲストとして登場。


授賞式に「CAMPFIRE」アンバサダーの草彅剛さんも登場

「CAMPFIREクラウドファンディングアワード」内で紹介した多様な受賞プロジェクトについての感想を聞いた後、草彅さん、佐藤選手、CAMPFIRE代表取締役社長CEOの家入氏に、2021年それぞれの「チャレンジ」についてインタビューを行った。主演映画受賞、大河ドラマや舞台への出演など、さらなる飛躍の年となった草彅さんは、多彩な活躍の背景に隠された熱い想いを語った。東京2020パラリンピックで陸上男子車いす(T52クラス)の両種目で2つの金メダルを獲得した佐藤選手は、輝かしい功績と努力、プロ選手へ転向した決意と現在の心境などを語った。それぞれのフィールドで活躍する2人の「チャレンジ」への想いを受け、家入氏は2021年の「CAMPFIRE」掲載プロジェクトの傾向とクラウドファンディング事業の趣意を語った。草彅さん、佐藤選手それぞれがクラウドファンディングで挑戦してみたいことについて話すと、会場内は大いに盛り上がり、来年はどのような年にしていきたいか、2022年の抱負で締め、授賞式を終了した。

2021年は、2020年に引き続き新型コロナウイルスの影響が長期化する厳しい時代の中でも、クラウドファンディングでは多くの「チャレンジ」が生まれ、それらを応援しようとする多くの支援者が集まった。全く新しい取り組み、商品販売を通じたファンベースの構築など、前例があるものないもの含め、幅広い用途でクラウドファンディングが活用され、どれも素晴らしい取り組みだったとし、2022年も「1人でも多く1円でも多く、想いとお金がめぐる世界」を目指し、CAMPFIREは個人・団体限らず、あらゆる業界から数多くのチャレンジが生まれる1年となるよう様々な施策を講じていく考えを示した。

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