2021.12.02

ECプラットフォーム「futureshop」、Webサイト多言語化ツール「shutto翻訳」と提携 利用店舗の海外販売を支援

SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」を提供するフューチャーショップはこのほど、イー・エージェンシーが提供するWebサイト多言語化ツール「shutto翻訳」との提携を開始した。これにより「futureshop」または「futureshop omni-channel」(以下:「futureshop」)で構築したECサイトにタグを一行追加するだけで、多言語対応が可能になる。「futureshop」利用店舗の海外販売を支援する。

フューチャーショップが提供する「futureshop」シリーズは、未来に向けたコマース戦略を創造するSaaS型ECサイト構築プラットフォーム。プラットフォーム自体の機能が充実しているだけでなく、他システムとも多数連携し、柔軟性や拡張性にも優れている。このほどWebサイトの多言語化ツール「shutto翻訳」と提携を開始し、JavaScriptタグを1行追加するだけで「shutto翻訳」の導入が可能となった。初期費用は不要で、月額6000円(税抜)から利用できる。プランや必要な各種オプションは、サイト規模や実現したいことによって異なる。

「shutto翻訳」は、Google翻訳を利用したAIベースの機械翻訳に加え、プロへの翻訳依頼や、ユーザー自身が翻訳を行うことも可能。言語ごとに文言や画像を調整でき、翻訳後に文字数の問題で発生する可能性のあるレイアウト修正や、画像内の文字の各言語への差し替え、固有名詞など機械的に翻訳をかけてほしくない固有名詞の辞書登録といった機能で、コンテンツの最適化を行うことができる。また、海外の検索エンジンに載せやすい静的ページ生成のオプション機能も備えている。「Google Analytics」と連携することで、サイトを多言語化した際のセッション数やPV数を計測することも可能だ。

「futureshop」では、越境EC対応サービスとも提携を行っており、海外独自の決済や配送といったカート以降の越境EC対応サービスと、「shutto翻訳」を合わせて導入することで、新規に越境ECサイトを構築しなくても海外販売対応に取り組むことができる。

フューチャーショップは今後とも、EC支援事業者とのパートナーシップを強化し、Eコマース事業の成長のために、EC事業者に寄り添うサービスを提供していくとしている。


「futureshop」
https://www.future-shop.jp/





RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事