2021.12.01

【年末商戦も間に合う?!】コロナ禍に拡大!「越境EC」新規参入で成功する方法を「Ship&co」と「FedEx」に聞いた


「越境EC」のハードルどんどん下がる


――2022年以降、越境EC市場はどうなっていくと思いますか?

ベルトラン:「Shopify」が越境ECをサポートする「Shopify Markets(ショッピファイ・マーケット)」をリリースするなど、さまざまなサービスが登場したり、プラットフォームが取り組みを強化することで越境ECはより簡単にできるようになると思います。

エリアも中国や米国向けだけではなく、今まであまり見ていなかったエリアにもビジネスチャンスが広がります。「Ship&co」のユーザーにも中米や南米に日本の商品を販売している方がいます。

「Shopify」「Amazon」「eBay」などを活用すれば海外に売ることは簡単になりました。「Ship&co」と「FedEx」などのサービスで簡単に発送もできます。越境ECのテクニカルな部分はツールやソリューションで解決できます。あとはマーケティングを強化するために、人材を確保したり、育成することでよりチャンスが広がると思います。

また、個人のオンラインセラーから中小事業主や大手マーチャントまでユーザーがいますので、ECプラットフォーム以外も、自社ECサイトがあれば、APIサービスで「Ship&co」サービスを導入できます。BtoB越境ECが増えている中、B2BにおけるEC販売も始まっている企業には、出荷業務を大幅に効率化できる様にテクノロジーの導入がおすすめです。

清澤:参入障壁が下がり、どんどん越境ECが始めやすくなって行くと思います。われわれはそれを物流面でサポートし、そのためのサービス強化も行いました。

今年9月には競争力の高い輸送スピードと送料を合わせた、新たなeコマース向け指定日配送の国際輸送サービス「FedEx インターナショナル・コネクト・プラス」の提供を開始しました。

商品を発送するEC事業者の利便性だけでなく、受け取る側の利便性も拡充していきます。米国の購入者向けには商品が届く前にスマートフォンに通知が届き、受取場所を指定することができます。そのまま配送するか、玄関に置き配するか、最寄りのドラッグストアで受け取るかなどより便利な方法を選択できます。

洋服などは、サイズが合わないなどの理由で「返品したい」というニーズが多くあります。国際配送でも返送しやすいように、返送用の伝票を作成し、同梱するサービスも提供しています。越境ECでもう一度買おうと思ってもらうためには、商品を受け取る側の利便性を向上することが重要です。われわれのサービスで越境ECでの購入体験の向上をサポートできればと思っています。


「Ship&co」×「FedEx」共同キャンペーン
https://www.shipandco.com/ja/special-offers/fedex/

「Ship&co」
https://www.shipandco.com/ja/

「FedEx」
https://www.fedex.com/ja-jp/home.html





RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事