2021.11.22

メルカリ、USJと安心・安全な取引環境構築に向け連携 「新商品発売前後の注意喚起」「権利侵害品対策」で協力

フリマアプリ「メルカリ」を運営するメルカリは11月22日、テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」を運営するユー・エス・ジェイ(USJ)と、メルカリのマーケットプレイス上で、ユー・エス・ジェイの商品がより安心・安全に取引できる環境の構築を目指し、両社が共同で様々な取り組みを実施する「マーケットプレイスの共創に関する覚書」を締結した。

メルカリとUSJが締結した「マーケットプレイスの共創に関する覚書」では、USJと二次流通事業者のメルカリが、商品情報や発売情報を事前に共有し、特定の新商品発売前後の注意喚起や権利侵害品対策などについて緊密に連携することにより、両社の顧客の混乱を回避し、より安心・安全に取引ができる環境の構築を目指す。

同覚書における連携により、USJは、メルカリに対する特定の新商品発売情報や商品情報、商品画像などの提供、Webサイト等での注意喚起の実施、店舗で混乱が起きると予想される場合に販売制限を行うなど、必要な措置の実施を行う。

一方メルカリは、USJからの情報提供に基づき、「メルカリ」アプリ上や公式ブログでの特定の新商品や一部のチケット類に関する注意喚起、USJと協議の上、合意した特定の商品についての「メルカリ」の利用規約に違反する出品への削除対応の実施、USJと協議の上、合意した特定の商品に関する出品について、注意喚起を行うアラート機能の発動を行う。

メルカリは、本協定に基づき、USJとともに、顧客がより安心・安全に両社の商品・サービスを利用できる環境の構築に努めていく考えを示した。

メルカリは2021年1月、メルカリのマーケットプレイスに参加するすべての人の拠り所となる基本的な考え方をまとめた「マーケットプレイスの基本原則」を公開。今後、様々な企業との対話や連携を強化し、利用者に適切な情報を提供していくことで、誰もが安心して参加できるマーケットプレイスを目指していくとしている。



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