2021.11.16

【特集 PB開発に役立つ化粧品OEM】ホシケミカルズ、五感に訴える化粧品開発も コロナ禍でも売れる化粧品のODMを強化

「ホットセラムウォッシュ」イメージ


化粧品の受託製造などを手掛けるホシケミカルズは、「コロナ禍・ニューノーマルでも売れる化粧品」のODM提案を強化している。「ノンアルコール・低刺激でありながら、優れた浸透感を備えた薬用育毛剤」や、「ヘパリン類似物質の高い保湿力と美白有効成分を掛け合わせた薬用ローション」などもすでに開発済みだ。五感に訴える化粧品の開発も進めており、新開発の「温感美容液タイプの泡立てないジェル洗顔料」が注目を集めそうだ。同社では、医薬部外品に好みの香りを付けるノウハウを蓄積しており、顧客から好評を得ている。有効性を持つ医薬部外品に、〝香り〟という強力な付加価値を加える取り組みといえそうだ。


<INDEX>
①【薬用ノンアルヘアローション】 エタノールフリーながら高浸透で低刺激の育毛剤
②【ヘパリン美白ローション】 ヘパリンの高保湿と美白有効成分を両立 
③【ホットセラムウォッシュ】 感性に訴えるニューノーマル時代の洗顔
④【医薬部外品の香り付け】 「香りのプロ」が「好みの香り」実現


【薬用ノンアルヘアローション】エタノールフリーながら高浸透で低刺激の育毛剤


コロナ禍においては、男女を問わず、「養毛・育毛」のニーズが高まっているという。女性や若年層の予防的ニーズも含め対応できる育毛剤として開発されたのが「薬用ノンアルヘアローション」だ。9月から受注を開始した。

育毛剤には通常、エタノールが配合されることが多いが、同商品はエタノールフリー。「ノンアル処方の育毛剤」は、まだ競合品が少ないため差別化がしやすいという。


ヘアケアのイメージ

エタノールフリーで、低刺激でありながら、優れた浸透感を持つという。使用感にも優れている。2種の有効成分が、薄毛からかゆみまでをケアし、若々しい毛髪と、健やかな頭皮環境をはぐくむのだとしている。脱毛予防や育毛促進などに貢献する。

パラベン・鉱物油・石油系界面活性剤・合成界面活性剤・合成着色料・紫外線吸収剤・合成ポリマー・シリコーン・エタノール・表示指定成分・合成香料については無添加となっている。

同社の育毛剤のレディーメード処方は、3品目目。定番の「薬用ヘアエッセンスSV―3」と、低アルコールタイプの「薬用ヘアローションS」の育毛剤ラインアップに、ノンアルコールの「薬用ノンアルヘアローション」が今回加わった。顧客企業としては、幅広い選択肢の中から、薬用育毛剤の迅速な開発を行えるようになった。

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