2021.11.12

「Oisix」、赤ちゃん本舗と来春に新サービス 子育てファミリーの悩みを共に解決

食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地と、マタニティ・ベビー・キッズ用品の専門店「アカチャンホンポ」を展開する赤ちゃん本舗はこのほど、来春のサービス開始を前提とした協業の検討を開始した。両社のアセットを活用したサービス展開を前提とし、5年後に約100億円規模の事業への成長を目指す。

オイシックス・ラ・大地と赤ちゃん本舗は、2021年11月より、来春のサービス開始を前提とした協業の検討を開始した。オイシックス・ラ・大地が運営する「Oisix」と、赤ちゃん本舗の運営する「アカチャンホンポ」は、子育てファミリー層の顧客を多く抱えており、ビジネスにおける親和性が非常に大きいとし、協業の第1弾として来春より「Oisix with アカチャンホンポ」サービスの提供を予定している。「Oisix」内で「アカチャンホンポ」と共同で企画・開発した商品やサービスを提供する。

「Oisix with アカチャンホンポ」の具体的な取り組みとしては、子育てファミリー向けの離乳食やおやつ、ミールキットなどのオリジナル商品の共同開発する。子育てファミリーに特化したサービスとして 「Oisix with アカチャンホンポ」サービスでの買い物提案に加え、「アカチャンホンポ」のオリジナル商品提案やクーポン配布等による子育てファミリーの食と暮らしの総合的なサポート。「アカチャンホンポ店舗」での「Oisix with アカチャンホンポ」サービスの紹介を挙げた。

オイシックス・ラ・大地は、「これからの食卓、これからの畑」を企業理念とし、サブスクリプション宅配事業をメインとして、食にまつわる社会課題をビジネスの手法を用いて解決することを目指している。運営する「Oisix」は33万3850人(2021年6月末時点)に利用されており、ミールキット商品「Kit Oisix」を中心に育児に忙しい世帯や共働き世帯に好評を得ている。

一方、赤ちゃん本舗は「スマイルな育児を。アカチャンホンポ」をコーポレートメッセージに掲げ、妊娠・出産・子育てにまつわる商品・情報・サービスなどを提供するとともに、「赤ちゃんのいる暮らし」を知りつくし、そこから見える社会課題の解決を通じて、安心して子どもを産み育てられる社会の実現を目指している。赤ちゃん本舗が運営する「アカチャンホンポ」は、全国に121店舗を展開し(2021年10月末時点)、年間300万人との接点を有している。このような状況の下、両社はサービス連携に関する協議の機会を経て、双方のアセットを活用したサービス展開を前提とした協業の検討を開始したとしている。

「赤ちゃんやお子さんのいる暮らしが笑顔であふれるように、食に関するお悩みを解決する」ことで、5年後に約100億円規模の事業への成長を目指し、両社で様々な取り組みを行う予定としている。


regi

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