ルームクリップ、住まいSNS「RoomClip」にショールーム開設可能に ユーザー投稿活用し、集客・認知拡大

家具や家電、雑貨などインテリアの写真を投稿できるインテリアSNS「RoomClip（ルームクリップ）」を運営するルームクリップは4月1日、「RoomClip」の企業アカウント「RoomClip showroom（ルームクリップ ショールーム）」をリリースした。インテリアを扱うショップやメーカーが、ユーザーが投稿した関連画像を用いることで、「RoomClip」上に自社のショールームを開設できる。実例写真を用いることで、低コストで効果的な集客と認知拡大をサポートする。

ルームクリップはユーザーの投稿写真に掲載しているインテリアの販売場所やブランドを、ユーザーの情報と独自の解析エンジンを用いて、正確に特定できるシステムを構築している。「RoomClip showroom」を利用するショップやメーカーは、自社で用意する写真に加え、商品を実際に使用しているユーザーが「RoomClip」に投稿した実例写真を企業アカウント上でコンテンツとして利用できる。

一般的なSNSアカウントを運用する際に課題となる、「どのユーザーをフォローすべきか」「どの写真にいいねやコメントをすべきか」といった判断を、システムを用いて自動で抽出。企業ごとに専用画面にて推奨の運用リストを表示する「ファンスタジオ機能」、ユーザーに商品のモニターを依頼し、RoomClipに商品の利用写真を投稿してもらうことで、新しい顧客候補の獲得を図る「モニター機能」なども備えている。

利用料金は月額3万円。6カ月もしくは12カ月単位での利用となる。今後は、訪問ユーザーの可視化やアナリティクス機能、広告出稿機能、商品直接販売機能など追加も予定しているという。


「RoomClip showroom」