2021.11.02

コマースプラットフォーム「ebisumart」、BtoB向け後払い決済「GMO掛け払い」と連携 業務削減やDXを支援

インターファクトリーは10月29日、クラウドコマースプラットフォーム「ebisumart」においてGMOペイメントサービスが提供するBtoB取引向け後払い決済サービス「GMO掛け払い」との連携を開始した。これにより「ebisumart」を活用するBtoB EC事業者は「GMO掛け払い」の利用が可能になる。BtoB EC事業者の請求関連業務の削減やDXの実現を支援する。

インターファクトリーの提供する「ebisumart」は、SaaS型非カート型市場において、3年連続ECサイト構築ツールシェアNO.1の主要クラウドコマースプラットフォーム。ECパッケージとASPの両システムのメリットを兼ね備えており、常に最新・最適化されたECサイトを構築できる。10月22日にBtoB向け機能の強化を発表している。

GMOペイメントサービスが提供する「GMO掛け払い」は、BtoB取引向けの後払い決済サービス。法人・個人事業主にかかわらず、定期的に利用のあるルート営業の取引先や、サブスクリプション型サービスの顧客など、オンライン(EC)・オフライン(対面)を問わず全てのBtoB取引で利用できる。与信審査・請求書発行・入金管理・未入金時の督促といった業務をGMOペイメントサービスが代行するため、事業者は請求業務の効率化を図ることができる。また、取引先の支払い状況にかかわらず、代金の未回収リスクはGMOペイメントサービスが負担し、ひと月分の取引の売掛金を所定日に立て替えて入金する。

インターファクトリーの「ebisumart」とGMOペイメントサービスの「GMO掛け払い」は連携を開始し、「ebisumart」を活用するBtoB EC事業者は、手軽に「GMO掛け払い」の導入が可能になった。「ebisumart」はすでに、BtoC EC取引向け後払い決済サービス「GMO後払い」と連携しており、今回の「GMO掛け払い」との連携開始によりBtoB事業者の支援体制も拡充した。

日本国内のBtoC EC市場規模は、2020年時点で19.2兆円、EC化率は2015年の4.7%から8.0%となっている。一方、BtoB EC市場規模は同年334兆円、EC化率は2015年の27.4%から33.5%となり、BtoC・BtoB取引ともにEC化が進んでいる。こうした状況受け、BtoB事業者のECビジネスも支援するため今回の連携に至ったとし、両サービスの特長である高いカスタマイズ性を活かし、多様な業種・業界のBtoB EC事業者の請求関連業務の削減やDXを実現していくとしている。



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