2021.10.15

「カラーミーショップ」、店舗集客アプリ作成サービスを提供 スタンプカードやクーポンの電子化を支援

GMOインターネットグループのGMOペパボとGMOデジタルラボは10月12日、ネットショップ作成サービスの「カラーミーショップ」において、実店舗を持った「カラーミーショップ」ユーザー向けの店舗集客・販促用スマホアプリ「GMOおみせアプリforカラーミーショップ」の提供を開始した。これにより「カラーミーショップ」ユーザーは、GMOデジタルラボが運営するアプリ作成サービス「GMOおみせアプリ」の豊富な機能の中から、集客・販促に特化した機能を厳選したプランを低価格で利用することができる。

GMOグローバルサイン・ホールディングスの連結会社であるGMOデジタルラボが運営する「GMOおみせアプリ」は、さまざまな集客・販促手段を「電子化」させ、マーケティングコストの削減とパーソナライズされた顧客コミュニケーションを実現する店舗集客アプリ作成サービス。App Store、 Google Play ストアにおみせのアプリを掲載でき、視認性の高いプッシュ配信やスタンプカードの電子化、クーポンの配信などの機能を備える。全国2800社・8000店舗に導入実績があり、企業や店舗が抱える課題解決やロイヤルカスタマーの育成、集客強化に活用されている。

「GMOおみせアプリforカラーミーショップ」は、「カラーミーショップ」ユーザー向けに「GMOおみせアプリ」の機能を選定し、低価格での利用を可能にしたプラン。利用可能な機能は、紙などで作成していたスタンプカードをアプリ化することで、ユーザーのスタンプカードの持ち忘れを防止できるほか、店舗でのカード在庫管理および紛失時の再発行などの手続きの減少により、店舗オペレーションの負荷が軽減できる「スタンプ機能」。お得な情報を直接ユーザーのスマホ画面にプッシュ通知付きで配信できる「二ュース(一斉配信)機能」。通常クーポン(有効期限なし)、販促クーポン(有効期限付き)のほかに、事前に設定することでスタンプカード満了時に自動発行されるスタンプ満了クーポンが利用でき、誕生月に誕生日クーポンの自動配信も可能な「クーポン機能」などを提供する。「カラーミーショップ」をはじめ、自社ホームページやSNSなどへのリンクをアプリ内に設置でき、これまでばらばらだったさまざまな媒体への入り口をアプリに集約できる「WEBビュー機能」や、実店舗への誘導が可能な「アクセス機能」がある。

「カラーミーショップ」ユーザー向けのショップ用アプリケーションプラットフォーム「カラーミーショップ アプリストア」から申し込みが可能で、利用料金は初期費用が5万5000円、月額費用は9900円(iOS/Android)。ストア(iOS/Android)申請代行費、サーバー、デベロッパー費を含む。

「カラーミーショップ」は、個人から企業まで幅広く利用されているネットショップ作成サービス。初期費用・月額利用料無料の「フリープラン」や月額制の各プランなど、事業者のニーズや成長に合わせ選択できる様々なプランを用意するほか、豊富な決済手段や機能を備えている。また、「カラーミーショップ アプリストア」において、運営効率化や機能拡張を実現する52個のアプリを提供している。

2020年以降、新型コロナウイルス感染拡大の影響による外出自粛や実店舗の営業自粛、インバウンド消費の激減などにより、これまで実店舗における集客や販売をメインとしていた企業・店舗においても、顧客接点強化や販路拡大のために、Eコマースをはじめとしたオンラインチャネルを開設するケースが増加。それに伴い、企業・店舗のオフライン・オンライン間の送客強化による集客支援への需要が高まっている。

一方で、中小企業や小規模事業者においては、「やり方がわからない」「専門の担当者がいない」といった理由から、ネットショップ開設に興味があるが、実際に始めることができない場合も多くあるとし、企業や店舗の集客支援に活用できる「GMOおみせアプリforカラーミーショップ」の提供に至ったとしている。



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