2021.10.11

ecbeing、BtoB‐ECプラットフォーム「FIRMART」提供開始 最短1カ月で安価に高機能なサイト構築が可能

ECサイト構築サービスを展開するecbeing(イーシービーイング)は10月11日、高機能なBtoB‐ECサイトを安価かつスピーディーに構築可能なプラットフォーム「FIRMART(フィルマート)」をリリースした。スモールにスピーディーにBtoB‐ECサイトを立ち上げたいというニーズに対応を図った。

このほどリリースした「FIRMART」は、同社が提供するECサイト構築サービス「ecbeing BtoB版」のノウハウを詰め込み、高機能で安価かつスピーディーにBtoB‐ECサイトを立ち上げる事ができる新しいプラットフォーム。BtoBに特化した豊富な標準機能に加えて、多彩なデザインテンプレート、小規模なカスタマイズにも対応し、導入企業の運用に合わせたサイトの提案が可能。BtoB‐ECサイトでも重要なセキュリティ対策・機能に関しては「ecbeing BtoB版」と同水準で提供する。



オプション機能「Web セールス・オフィス」を利用すると、営業メンバーの代理ログインによる顧客のサポート・商品レコメンド・代理注文なども可能となり、不慣れな顧客に対してのサイトの利用支援・促進、サイトの活性化を促すことができる。BtoB‐ECサイト運営において、営業メンバーの参画も可能となり、営業活動のDX化をより強力に推進することができるとしている。



構築したBtoB‐ECサイトの成長に伴い、パッケージ版である「ecbeing BtoB 版」への移行も可能で、専用環境の提供、より高度なカスタマイズが可能となることで、BtoB‐ECサイトの更なる売上拡大、効率化を図ることができる。

費用は、初期費用が50万円~。月額費用が8.9万円~。導入スケジュールは最短1カ月~となる。「FIRMART」の提供により、BtoBサイト構築における「費用的な面で構築に踏み切れない」「構築に時間が掛かる」「BtoBのカートサービスでは利用普及、将来性に不安を感じる」「セキュリティが心配」といった課題の解決を図った。

新型コロナウイルスの流行は、日本国内のみならず全世界で経済に大きな影響を与えている。こうした状況下で、法人営業の手法も対面営業からWeb会議などへの転換を迫られ、企業においては営業手法含めたDX化の推進が加速している。BtoBサイトもDX化の一部として、新たな販売チャネルの創出や受注業務の効率化などを目的とし、多くの企業で導入の検討が進んでいる。経済産業省が2021年に発表した調査によると、BtoB市場のEC化率は、31.7%から33.5%に伸びていることから、受発注のオンライン化等が比較的進んだのではないかと考えられるとしている。BtoB-ECの市場は約334 兆円と非常に大きなマーケットとなり、業種別に見てもEC化率は上昇している。

一方で、「従来のパッケージ開発・スクラッチ開発のような大きなコストをかけられない」「まずはスモールにスピーディーに立ち上げたい」といったBtoBプラットフォームへの要望が多数寄せられていたとし、ニーズに応える形で新たなプラットフォーム「FIRMART」の提供に至ったとしている。




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