2021.09.29

GMO NIKKO、アフィリエイト管理ツールに「薬機法」「医療法」「景表法」のNGカテゴリ追加 誇大広告防止に貢献

GMOアドパートナーズの連結会社で、総合インターネット広告代理事業を展開するGMO NIKKOは9月28日、アフィリエイト広告の統合管理ツール「TRUE(トゥルー)アフィリエイト byGMO」において、AIも使った自動解析で配信したインターネット広告の不適切な媒体への掲載を防ぐ「ブランドセーフティ機能」に、薬機法・医療法・景表法のNGカテゴリを追加した。誇大広告を防止し、各法を遵守できるよう機能の強化を図った。

アフィリエイト広告における統合管理ツール「TRUE(トゥルー)アフィリエイト」の「ブランドセーフティ機能」(ビジネスモデル特許 特許番号:第6720396号)は、アフィリエイト広告における広告掲載ページの安全性をチェックし、不適切ページへの広告掲載防止を可能にする機能。GMO NIKKOは2018年より同機能を提供し、広告主の企業ブランドを守ってきた。このほど機能の強化を図り、薬機法・医療法・景表法のNGカテゴリを追加した。これにより、薬機法・医療法・景表法についての各法律違反を判定し、誇大広告を自動で防ぐことが可能になる。

昨今、インターネット広告において誇大表現などの不当表示が増加している。中でも、薬機法に違反する誇大表現によって作られた記事型広告ページとアフィリエイト広告を連携させ、商品を購入させるなどの手法による消費者トラブルが増加しており、消費者庁がアフィリエイト広告の取り締まり強化に向けた検討会を実施しているほど、社会的な問題となってきている。

こうした背景を受けGMO NIKKOでは、アフィリエイト広告サービスを提供するチームメンバーを中心に、薬機法・医療法・景表法・特商法を遵守した広告取扱者の代理店向け認証マークである「YMAA」「KTAA」を取得。今回の「ブランドセーフティ機能」の強化は、従来の機能に、アフィリエイトチームメンバーが習得した法律知識をかけ合わせることで実現した。薬機法・医療法・景表法のNGカテゴリを追加し、各法律違反を防止することは、喫緊の社会課題である誇大広告の防止に貢献するための第一歩になるとしている。

今回の機能強化は、社会問題にいち早く対応する為にスピードを優先して実施したとし、今後は各NGカテゴリにおける判定精度の向上に加え、コンテキスト対応などを実現することにより誇大広告を防止し、アフィリエイト広告市場の健全化をリードしていくとしている。



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