2021.09.27

メルカリとアサヒビール、取引環境整備のために包括連携協定を締結 商品情報や発売情報を共有

フリマアプリ「メルカリ」を運営するメルカリは9月24日、アサヒビールと「マーケットプレイス共創及びお客様満足追求に関する包括連携協定書」を締結した。商品の発売情報の事前共有などにより、安心・安全な取引環境の構築、および顧客満足の追求を目指す。

メルカリとアサヒビールは、「マーケットプレイス共創及びお客様満足追求に関する包括連携協定書」を締結した。メルカリのマーケットプレイス上でアサヒビールの商品が、より安心・安全に取引できる環境を構築するとともに、顧客への正確な情報発信を通じて顧客満足を追求する。

本協定における両社の連携により、商品の発売情報や商品情報などを事前に両社で共有し、需給バランスが著しく崩れ、価格が急騰する可能性のある特定商品の出品について「メルカリ」アプリや公式ブログなどで注意喚起を行うことで、利用規約に違反する出品や意図せず急騰した価格での商品購入の抑止など、両社の顧客の混乱を回避する。

具体的には、アサヒビールは、メルカリに対する特定商品の発売情報や商品情報、商品画像などの提供、自社Webサイト等での注意喚起の実施を行う。一方メルカリは、アサヒビールと協議の上、合意した特定商品の購入について「メルカリ」公式ブログにおける注意喚起、合意した特定商品について「メルカリ」の利用規約に違反する出品への削除対応、特定商品に関する出品について「メルカリ」アプリにおける同商品検索時に注意喚起を行うアラート機能の発動を実施する。

メルカリは、本協定に基づき、アサヒビールとともに、顧客がより安心・安全に両社の商品・サービスを利用できる環境の構築に努めていく考えを示した。



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