2021.09.08

アスクル、DX人材育成プログラム「ASKUL DX ACADEMY」開始 3年でDX人材の構成比16%以上目指す

アスクルは9月1日、DX型組織への変革を目指し、社内のDX人材育成強化の一環として、独自の社内研修プログラム「ASKUL DX ACADEMY」を開校した。基礎的な技術を学ぶ全社員向けのプログラムと、データサイエンティストやエンジニア等を対象にしたより高度な専門知識を学ぶプログラムで構成されており、本研修開始から3年でDX人材(中級レベル以上)の構成比をクリティカル・マスの16%以上に高めることを目指す。受講社員の学習機会を創出することで、アスクルの企業活動を支えるDX人材の育成を図り、アスクルグループのビジネストランスフォーメーションを推進する人材基盤の強化を図る。

【<画像3点>プログラムの詳細はこちら】

「ASKUL DX ACADEMY」は、DX人材の育成強化に伴い、人材採用を進める人事部門とDX戦略を進めるテクノロジー部門が連携して開校したアスクルの社内研修プログラム。データやテクノロジーを使いこなせる人材を育成するカリキュラムでSTEAMモデルをフレームワークとして採用している。講師はアスクルの従業員を基本とし、DXセミナーは外部講師を招聘する。

全社員向けに5プログラム、データサイエンティストやエンジニア等向けに6プログラムで構成しており、データドリブンやテクノロジードリブンに精通している人はもちろん、データやテクノロジーに苦手意識がある社員でも基礎から学習し成長できる内容で、体系立てて学ぶことができるとしている。受講者は、社内公募および推薦により選ばれ、約半年間に渡り受講する。受講者は中級レベルを目指して学習を進め、さらなるステップアップが図れるよう講師が育成カリキュラムでサポートし、アスクル人材のDX力を底上げしていく。

受講者目標を本研修開始から3年以内に全社員の16%以上(約150名)とし、DX人材(中級レベル以上)の構成比をクリティカル・マスの16%以上に高めたいとしている。自発的にDXに関するアイデアを創出できる社員が増えることで企業風土がDX型組織に変革し、ひいてはアスクルのビジネストランスフォーメーションが推進するとの考えを示した。

DX人材の育成を強化するとともに、デジタルの力で最適な変革を進め、社会課題・事業課題を解決するDX推進を着実に進めていくとしている。




RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事