2021.08.27

かっこ、不正アクセス検知の「O-MOTION」などが「VeriTrans4G」のラインアップに追加

かっこは8月25日、総合決済サービスを提供するDGフィナンシャルテクノロジーとのパートナーシップにおいて、DGフィナンシャルテクノロジーが提供する総合決済ソリューション「VeriTrans4G」の不正検知サービスラインアップに、かっこが提供する不正アクセス検知サービス「O-MOTION(オーモーション)」と、旅行・チケット・Webサービスの各業界に特化した不正注文検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」が加わったと発表した。

DGフィナンシャルテクノロジーの提供する「VeriTrans4G」は、国内最高水準のセキュアなシステムを基盤に多様な機能やセキュリティオプションを標準実装した総合決済ソリューション。不正検知サービスとして複数の不正検知ソリューションをラインアップし、業種・商材や不正使用発生状況、予算等に応じて、事業者が導入サービスを選択できる仕組みを提供しており、このほどそのラインアップに、かっこの不正検知ソリューション「O-MOTION」と「O-PLUX」が追加された。

かっこが提供する不正アクセス検知サービス「O-MOTION」は、特許を取得した独自の端末特定技術とキータッチなどの操作情報の活用により、正しいID・パスワードによるアクセスであっても、そのアクセスが本当に本人によるものであるのか、不正者による不正アクセスなのかをリアルタイムに検知するクラウドサービス。自動プログラム(Bot)による総当たり攻撃や他人のID・パスワードを使った不正者のなりすましを検知し、通販サイト、金融サービスサイト、会員サイト等において、不正アクセス/不正ログイン対策に利用されている。


「O-MOTION」の審査の流れ

旅行・チケット・Webサービスの各業界特化型となる「O-PLUX」は、データサイエンスを活用した独自の審査ロジックにより、不正注文をリアルタイムに検知し、クレジットカードのなりすまし注文、不正転売・悪質転売、後払い未払い等の不正被害の防止及び審査業務の自動化を実現するクラウドサービス。日本国内のECサイトにおける有償の不正検知サービスの導入件数ナンバー1の実績に加え、金融機関向けの不正アクセス対策で培った端末特定技術の活用により、配送先住所の情報がない注文の不正検知機能を強化している。これにより、旅行・チケット・Webサービスといった無形商材を取り扱うEC事業者もより安全なサービス提供が可能になる。


「O-PLUX」の審査の流れ

今回のラインアップ追加にあたり、DGフィナンシャルテクノロジー 執行役員SEVP 営業本部 本部長の山中隆治氏は、「当社は業界最多レベルの決済手段に対応し、国内最高水準のセキュアなシステムを基盤に多様な機能やセキュリティオプションを標準実装した総合決済ソリューション『VeriTrans4G』を提供しています。今回、『VeriTrans4G』の不正検知サービスラインナップに『O-PLUX』『O-MOTION』が新たに加わることで、情報漏えいの原因である不正アクセス対策や、無形商材などより幅広い商材の不正被害・チャージバックリスクを抑止することができるようになり、加盟店様からの不正対策のご要望により幅広い提案が可能になると考えています」とコメントした。

かっこは今後も、多様化する最新の不正手口に関する分析と研究を重ねるとともに、EC事業者がより手軽に不正対策を導入できるようアライアンスを広げていくことで、安心・安全なオンライン取引・ネット通販の環境づくりに貢献していくとしている。




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