2021.08.20

【記者コラム】自販機がアツい!

自動販売機を利用する機会が増えました。コロナだからということではなく、ジムの帰り道にある自販機で買うカルピスソーダがたまらなくおいしいのが理由です。飲む前、ジムでトレーニングした意味を、ほんの一瞬だけ自問自答します。しかし、飲みたい欲求が勝ってしまい、いつも350㍉㍑缶を一気にガブガブと飲み干しています。

ジム帰りに、自販機を利用する習慣で見えてきたことがあります。これは私の予測ですが、自販機のビジネスが実は面白くなっているのでは、ということです。飲食店や外食チェーン店などでは、店舗前に冷凍食品の自販機を設置する事業者が増え、売り上げもある程度、貢献しているようです。コロナの影響で、酒類の販売停止や営業時間の短縮などによるマイナスを、自販機が補っているようです。実際に、「便利」「営業時間外で買える」という声も上がっているといいます。今や自販機は、飲料や食品、冷凍食品以外にもアパレル商材や雑貨なども購入できるようになっています。自販機が持つポテンシャルには今後、期待できそうです。

ただ、自販機設置はすでに過渡期。私も前職時代に自販機の設置ビジネスに関わったことがあります。8年ぐらい前でしたが、設置する会社は決まっており、その下請けまたは代理店として営業するスタイルでした。その時は、維持費もかかるし、もうからないとする風潮がすでに根付いており、当時の営業は苦戦した記憶があります。

しかし今やコロナ禍でビジネス形態が大きく変わっています。小銭稼ぎになりますが、マイホームを持つユーザーは、自販機ビジネスを検討してみてはいかがでしょうか。



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