2021.07.21

「47CLUB」で全国の中小事業者のEC販売を支援 中小機構「モール活用型ECマーケティング支援事業」と連携

ECモール「47CLUB(よんななクラブ)」を運営する47CLUBはこのほど、独立行政法人中小企業基盤整備機構(以下、中小機構)の実施する「モール活用型ECマーケティング支援事業」と連携し、全国の中小企業・小規模事業者(以下、中小企業者という)のEC販売を支援する取り組みを開始した。第1期として7月19日より、「47CLUB」内に「いいものエール」ショップを設け販売を行う。

「47CLUB」は、全国の主要新聞社45社46紙からなる日本最大級のメディアネットワークを活用し、各地域の良質で信頼できる品々を厳選して届けるECモールで、全国47都道府県の地域に根ざした店舗が特産品や工芸品などを全国に向け販売している。

「モール活用型ECマーケティング支援事業」は、新型コロナウィルスの影響を受けた全国の中小企業者のEC販売を支援する取組みで、参加事業者は、「国内ECモール」と「越境ECモール」から出品先を選択して参加が可能。47CLUBは「国内ECモール」の1つとして、中小機構と連携し支援を行う。第1期として「47CLUB」内にオープンしたサイト「いいものエール」は、7月19日~10月18日(予定)の期間、第1期の採択事業者89社の商品を販売。蕎麦やカステラ、漆の箸やデキャンタ等、食品・生活雑貨などがラインアップする。

また、7月20日からは、第2期の事業者募集も開始し、ECモール出店に意欲的な中小企業者を公募により選定する。対象は、新型コロナウィルス感染症拡大により業績に影響を受けている中小企業者で、 ECモール出店に意欲的な事業者となる。ECモールへの一定期間の出店を通して、ECモール内への専用販売ページの開設、ECモールへの出品・管理・プロモーションの実施、マーケティング支援としてのアクセスログ解析等の情報の提供、必要に応じた写真や紹介文書等コンテンツ制作に係るアドバイスの支援を行う。

出店期間終了後には、出店事業者自らがECモールを活用した販路拡大に自社独力で取り組むための支援として、出店事業者ごとに月次でアクセス集計等のレポート(成果まとめを含む)を提供するとともに、問い合わせや相談に対応するため窓口を設置し、専門家によるアドバイスを実施予定としている。



RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事