2021.07.12

【記者コラム】アップデート型ECが最強のエコ?

本テーマがふと頭に浮かびました。記者が思っている内容を書けることに、うれしいと思う今日この頃です。

さて、私はアップデート型のEC展開こそ、最強のECO(エコ)であり、サステイナブルだと思いました。アップデート型とは、ECで買った商品をアップデートし、アイテムを提供し続けるビジネスモデルです。EC専業で、SPAモデルを展開する企業こそ、作りやすいビジネスだとも考えています。リサイクルとサブスクリプションの仕組みが前提となりますが、面白い内容だと思っています。

きっかけは、PCの右下に表示されるアップデートの内容を見てひらめきました。

仕組みとしては、私が仮に、「シリーズAの空気清浄機」を購入したとします。購入してから、ある程度の時間が経過した時点で、シリーズAの空気清浄機をアップデート(リニューアル)しませんか、する通知または交換を促す連絡をします。アップデートするたびに、使っている商品を販売店に返品し、新しい商品が手元に届く。こうした流れを半永久的に展開していくモデルです。契約時の仕組みは、しっかりと構築していく必要がありますが、企業は半永久的に消費者と関わっていくことができます。消費者は常に新品が使えることに加え、アップデート製品として使えるため、双方でウィンウィンの関係が築けると思っています。

言ってしまえば、この仕組みは「リサイクル」です。単なるリサイクル形式だと、販売店と消費者は切り離されてしまいます。リサイクルして新たなに違うものを買うというモデルは、エコに直結せず、結局モノが増えてしまうだけのような気がします。

常にアップデートし続けて提供する仕組みこそ、最強のエコだと思います。すでに、こうしたモデルがすでにあるかもしれませんが…。



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