2021.07.06

在庫分析クラウドサービスのフルカイテン、ジャフコから5億円調達 機能開発や採用強化に充当

ミッションの実現に向け荒ぶる心をジャンプして表現するフルカイテンの面々

在庫分析クラウドサービス「FULL KAITEN」を開発・提供するフルカイテンは7月6日、ベンチャーキャピタルのジャフコ グループが運用する投資事業有限責任組合を引受先とする第三者割当増資により、5億円の資金調達を実施したと発表した。今回で4回目の増資となり、累計調達額は計約8億3000万円になった。調達資金は「FULL KAITEN」のさらなる機能強化と新機能の開発、エンジニアをはじめとした人材採用に充当する。

「FULL KAITEN」は現在、オンワード樫山やパルグループホールディングス、アシックスジャパンなど大手企業に加え、「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー」受賞店舗など、中小から大手まで多くの小売企業への導入が加速している。小売企業が「FULL KAITEN」を導入すると、売り上げや粗利、キャッシュフローを最大化できる点が評価されているという。


「FULL KAITEN」のサービス概要

大量生産・大量廃棄が問題視される社会情勢の下、「フルカイテン」を導入することでESG経営(環境・社会的責任・企業統治)を推進する企業もあるという。フルカイテンでは、「FULL KAITEN」を利用して少ない在庫で事業を成長させられる企業を国内外で増やすことにより、世界全体のサステナビリティ向上に貢献することを目指している。

今回の調達資金で「FULL KAITEN」の機能開発を加速させ、国内小売企業への導入を一気に進める計画。1社でも多くの小売企業が無駄な在庫を持つことなく収益力を高めることができるように、「FULL KAITEN」の提案を強化する。




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